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添乗員による最新の添乗報告

添乗員ブログ

2012年08月16日

ラグジュアリーボート・アクア号で行く!アマゾン奥地探検クルーズ 添乗員:深尾重典

流域面積では世界最大、あのアマゾン川の奥地探検クルーズに出かけてきました。しかも全室スイートルームというラグジュアリーなボートでの船旅です。

全長6,500kmあまりもの大河アマゾンですが、その河口から3,700kmも遡った上流域。国もブラジルからペルーに入り、イキトスを拠点にしてアマゾン川上流の奥地探検をこの贅沢な船旅を楽しみました。写真とともに旅の様子をご紹介いたします。

アマゾン奥地・陸路では行けない地球上最大の町イキトス

イキトスはペルー北東部に位置するアマゾン川上流域の中心都市です。人口は30万人強の大きな町ですが、周囲は熱帯ジャングルに囲まれている「陸の孤島」です。他の町に通じる道は無く、イキトスに入るにはアマゾン川の船か、飛行機しかありません。ですので「陸路では行けない地球上最大の町」と言われているそうです。

ところで、ペルーと言えばマチュピチュ遺跡やナスカの地上絵など、アンデス山脈や砂漠に古代遺跡というイメージがありますが、実は国土面積の半分以上、60%程度はイキトスが位置するような熱帯雨林ジャングルだということを知っていらっしゃいましたか?意外な感じがしますね。

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【写真:(左)ペルーの首都リマから飛行機で約1時間半でイキトスに降り立ちます。 (右)イキトスからアマゾンを望む夕景】(いずれも筆者撮影)

ラグジュアリーボート・アクア号に乗船

アマゾン奥地を探検するのは小型クルーズ船「アクア号」。400トンという小さな船にはたった12部屋しかありませんが、その全室がスイートルームという豪華なものです。各部屋には天井から床近くまである大きな窓が映画のスクリーンのよう。朝から晩まで、大自然が演じる壮大な「アマゾンショー」を、エアコンの効いた部屋の大きなベッドに横たわりながら心行くまで眺めることができるという、何とも贅沢な旅です。

まだ日本ではあまり紹介されていないこともあって、今回は初めての日本人グループとのことでした。私たちは10人ほどでしたが、他にはアメリカ人が2人、メキシコ人が4人だけ。これで部屋がほぼ満室になっていましたので、船旅はこじんまりして家族的な雰囲気でした。同じクルーズでも「数千人も乗るメガシップはちょっと」という方には、とてもおすすめです。

アマゾン川は中流域より下流では川幅が数十キロから数百キロというケタ違いの広さがありますが、ここまで上流に来ると川幅は狭く、クルーズする船からは次々と色々なものが見えてきて退屈することはありませんでした。また川の流れは静かで揺れはあまり無く、支流や湖沼も多いので生き物たちに出会えるチャンスも多いとのことです。

【写真:(左)ラグジュアリーボート・アクア号 (右)12部屋は全室スイートルーム 大きな窓からはアマゾン川の景色が広がる】いずれも写真提供AQUAEXPEDITIONS

秘境アマゾン奥地で楽しむグルメ

そしてもう一つのお楽しみがお料理。ペルーを代表するトップシェフ、ペドロ・ミゲル・スチアフィーノ氏がプロデュースしたお洒落な料理は、アマゾン奥地という秘境にあってまさかのサプライズでした。流域で獲れた新鮮な魚や野菜、果物をふんだんに使いつつ、フレンチ、イタリアン、日本料理などのテイストも取り入れて洗練された味付けが大好評!この船が「ラグジュアリーボート」と称しているのも納得です。お食事の際の席は自由、服装も自由、ドリンクは基本的に飲み放題でしたので、本格的なお料理を、気軽に楽しめました。

【写真:(左)クルーズ船の夕食(一例)写真提供AQUAEXPEDITIONS (右)朝食は周辺で採れたフルーツなどが並ぶ。卵料理はチョイスでオーダー(筆者撮影)】

アマゾン奥地で出会った生き物たち

アマゾン奥地の熱帯雨林ジャングルに船で入っていくと、様々な生き物に出会うことができました。クルーズ船からはモーターボートで「探検」に出かけます。木々を動き回るリスザルやコウモリザル、スローリーな動きが愛らしいナマケモノ、空にはカラフルなコンゴウインコ、勇壮な姿のコンドル、珍しい鳥では額に角状の突起があるツノサケビドリ、巨大なくちばしを持つオオハシなども見ることができました。またピラニアを釣りを楽しんだり、夜になるとカイマン(小型のワニ)を捕まえに行ったり(もちろん捕まえるのは現地ガイドさんでしたが)。

盛り上がったのはアマゾンカワイルカに遭遇したときでした。人を恐れていないのか、ボートの周りを遊ぶようにサーモンピンクの体でジャンプを繰り返し、私たちを歓迎してくれているかのようでした。ちなみにこのアマゾンカワイルカはアマゾン流域にしかいない固有種で、約3,500万年前に生きていた原始的なクジラの特徴を保っていることから、「生きた化石」とも言われているそうです。他にも色々とありますが、あとで数えてみると今回は旅では40種類以上もの動物や爬虫類、鳥類と出会えました。

  
【写真:(左)木の枝で休むキガシラコンドル 写真:(中)夜のアマゾン川で捕まえたカイマン (右)アマゾン川の固有種アマゾンカワイルカ(ピンクドルフィン)】(いずれもツアーご参加の田中泰様撮影)

心に残る・アマゾンの情景

夕暮れ、クルーズ船からボートを出してアマゾン川の真ん中でモーターを止めると、聞こえる音は水のせせらぎと鳥の声だけでした。熱帯雨林の甘い香りを感じながら、ジャングルのシルエットの向こうに沈んでいくサンセット。日中のアマゾンの生き物たちとの出会いにはとても興奮しましたが、同様に思い出に残ったのがこの感動的な夕景でした。赤道直下の落日はあっという間で、すぐに満点の星空となり、そこには南十字星が輝いていました。

翌朝は早朝にボートを出して出かけました。何が起こるのかと思ったら、なんとアマゾン川で朝食です!スタッフが早くから準備してくれたサンドイッチ、プチケーキ、フルーツ、オレンジジュース、コーヒー。まだ涼しいアマゾン川の上での朝食の味はまた格別!これもまた思いがけないサプライズでした。

 
【写真:(左)アマゾン川に沈む夕日(ツアーご参加の田中泰様撮影) (右)朝、小舟を出して、アマゾン川の上で朝食を(筆者撮影)】

旅日記はちょっと食べることが多かったようですね(汗)
4泊5日のアマゾン奥地探検クルーズでしたが、さすがに他の観光客にほとんど会わず、日本人に至っては誰一人会うことはありませんでした。アマゾンの奥地を私たちだけでちょっとだけ独占した気分になった何とも贅沢な旅でした。

アマゾン川クルーズのツアーは以下をご覧下さい。

◆ラグジュアリーボート・アクア号で行く!アマゾン奥地探検クルーズ◆

◆ラグジュアリーボート・アリア号で行く!アマゾン奥地探検クルーズ◆

この記事の投稿者 深尾重典