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添乗員による最新の添乗報告

添乗員ブログ

2011年12月13日

[国内旅行・関西圏発] ゆけむりの旅

2011年12月7日発「若狭の秘湯 虹岳島(こがしま)温泉を訪ねる旅」 2日間

日本にはたくさんの素晴らしい秘湯がありますが、遠方であったり秘湯ゆえの交通の不便さから、行きたいけれど個人ではちょっと、と思われている方のために、大阪支店では「日本秘湯を守る会」の会員宿と乗り物をセットした秘湯ツアーを小冊子「ゆけむり」で紹介し、募集しています。
 今回はその中のひとつ、若狭の秘湯に泊まり日本海の味覚「かに・ふぐ」のフルコースに舌鼓を打つ旅に参加した添乗員より紹介します。

 すっかり変貌した新装の大阪駅でお客様の集合を待つ間、私の気持は今宵の夕食の期待で小学生のようにウキウキした気分。大阪駅を12時42分に出発のサンダーバードで福井県の敦賀まで1時間20分の快適な列車の旅。敦賀からの小浜線は2両編成のワンマンカー、車両は新しいがローカル線ならではの旅情と田舎を感じるほのぼのとした景色の中を走って行く。26分間の短い乗車で若狭の気山駅に到着した。駅員さんのいない心のなごむ駅舎へ降り立つと今宵の宿の主人でもある山口支配人が満面の笑みで迎えてくれた。
7名のお客様は迎えのマイクロバスに乗り、日本の里山100選にも選ばれた素朴な景色を左手に見ながら10分ほど走ると三方五湖のひとつである水月湖畔に到着した。萱葺きの重厚な構えの門をくぐり、虹岳島荘の民家風な佇まいの玄関に立つと、ロビーの向こうに水月湖の水面がいっぱいに広がっている。
三方五湖の中央にある水月湖は汽水湖のため、魚の種類も多く、都会からの釣り客に人気がある釣り場である。波静かな湖には年間を通じて60種類以上の野鳥が飛来し、宿泊客の目を楽しませてくれるという。
古民家を集めて建てられた建物は、随所に太い梁や古木が使われ、落ち着いた風格を感じる和風の宿。全室から湖が望めるのが自慢の宿でもある。
目の前に湖が見える景色のよい露天風呂は、少々ぬるめのラドン温泉であるが癌に効能があり、訪ねる人が多いという。

虹岳島荘虹岳島荘・露天風呂

 ここからの星空は美しいと聞いていたが、夕方から降りだした雨のため見ることは出来なかったが、いよいよ楽しみの夕食の時間が近づいてきた。
若狭湾の漁場を良く知る板長が、四季折々の旬の魚と冬の味覚「カニまたはフグのフルコース」をチョイスしての夕食膳を味わう。山口支配人が力説する2人以上で参加した方は、両方が味わえるというコース設定に人気も上々。
当日は4対6の割合でフグの希望者が勝っていた。支配人の采配で始まった夕食は従業員が全てやってくれるので、お客様は食べるだけという大名気分での食事。次から次に出される本場の美味に堪能していると、時間が無言のうちに過ぎていく。あちこちから「旨い」「旨い」との声がもれるだけでお客様全員の満足が伺える食事と心やすらぐ時間は何物にも変え難い想い出となった。
2日目は地元の観光バスに乗り、昨夜より降り続く雨の中、宿を8時40分に出発、金森長近が430年前に築城したと言われる越前大野の城下町を訪ねる。大野の観光バス駐車場に着く前には雨も上がり、季節を感じさせない絶好の散策日和になるが、あいにく市内の七間通りで400年続く朝市には、早朝までの雨の影響で出店がなかったが、碁盤の目のように区画された城下町には武家屋敷や寺町など見どころが一杯。

越前大野の城下町御清水
 
 大野城の外堀であった百間掘の水の綺麗さを始め、市内のあちこちには湧水が溢れている。名水を使った酒や蕎麦が名物になっている。
お昼に訪ねるのは九頭竜湖温泉にあるフレアール和泉の敷地内にある「平成の湯」。湯冷めしないアルカリ性単純温泉のヌルヌルした温泉は登山帰りやスキーヤーに人気がある。
最後の見学は一乗谷にある朝倉氏遺跡。織田信長との戦で建物は全て消失したというが、復元されつつある建物を見て、このような山奥に集落を作り上げた朝倉氏の文化のすごさに驚く次第であった。
帰路、福井駅からサンダーバードに乗りお客様と次回の秘湯ツアーでの再開を約束しながらの帰阪であった。

大阪支店 企画販売   森川 伸

秘湯ツアーを満載した 小冊子「ゆけむり」は2ケ月に1回程度発行しておりますが、朝日旅行新聞やホームページでは秘湯ツアーの一部しか掲載しておりません。大阪支店では「温泉をお楽しみいただく」「宿への到着は早い目に、出発はゆっくり」「10~15名の少人数でゆったりした旅」などのコンセプトを持った秘湯の旅をご案内しております。「ゆけむり」ご希望の方は秘湯ツアーに登録していただくと1年間無料でお送りいたします。
この機会にぜひご登録をお願いします。