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添乗員ブログ

2012年06月04日

旅なかま6月号 ツアー・コンダクターの とっておきの話 「韓国・市場めぐり」

〔本稿は会員誌『旅なかま』2012年6月号に掲載されたものです〕
ツアー・コンダクターの とっておきの話「韓国・市場めぐり」
その土地の雰囲気を一番に感じることができるのは、市場へ出かけることです。市場の魅力は、その土地ならではの食材や惣菜を見て、買い物をすることができるのはもちろんですが、お店の人とのコミュニケーションも魅力の一つ。興味深そうに見ていると、「味見をしてごらん!」とか「この野菜の調理の仕方はね…」という、気さくなやり取りはスーパーマーケットでは体験できないものです。

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今回、私が随行したのは韓国・慶州と釜山。韓国では、大型スーパーマーケットよりも、市場で食材を買うのが一般的なので、たいてい、街にはいくつかの市場通りがあります。釜山はもちろんのこと、慶州も比較的海に近い街なので、海産物が豊富に売られています。

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市場に足を踏み入れた途端、海の匂いが全身を包みます。売り台には、日本では見たことのないような魚介類が所狭しと並んでいます。人の頭よりも大きなタコが吊るされていたり、水族館のように魚が泳ぐ大きな生簀が並んでいたり、見ているだけでもワクワクしてきます。
釜山で訪れたチャガルチ市場は、東南アジア最大の魚市場というだけあり、約500店が軒を連ね、周辺にもたくさんの屋台や商店があるので、一帯は魚市場というよりは、魚市場「街」といった雰囲気。新鮮な魚を自分の目で選び、その場で調理をしてもらうこともできます。お刺身や海鮮鍋、焼き魚まで、市場価格で食すことができます。
釜山を訪れたら、ぜひチャレンジしてもらいたいものは、穴子のお刺身!コリコリとした食感が特徴的で、白身魚特有の淡白な味です。気力回復に効果があると言われ、人気のお刺身です。ただ、新鮮なものでないと、穴子は食べることができないので、韓国国内でも食べられるのは釜山だけ!穴子の刺身を食べるためだけに釜山を訪れるソウル市民もいると、ガイドさんが話していました。
韓国ではお刺身をフェといい、日本のようにわさびと醤油をつける食べ方もありますが、せっかくなので韓国式でご賞味ください。韓国式の食べ方は、焼肉のようにゴマの葉やサンチュで魚の切り身を包み、そこにコチュジャンとお酢を絡ませた野菜の千切りをのせて一緒に食べます。野菜がたっぷりなので、サラダ感覚でたくさん食べることができます。

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同じ区域に同じ業種のお店が集中するのが、韓国の市場や商店街の特徴です。釜山でも、チャガルチ市場のように魚市場がたくさん集まる場所があるように、他にも珍しい市場がいくつかあります。釜山鎮市場は、別名、婚礼市場とも呼ばれていて、ここに来ると婚礼に必要な韓服、布団、食器、家具など一通り揃うのです。また、高麗人参など漢方薬を扱う店が多く店を構えるカントン市場など、日常生活と市場は密接なものとなっています。
始めは、同じような店が並ぶ市場に圧倒されます。しかし、隣の店と見比べて交渉してみたり、一周して一番良いものを見極めたりすることができるので、買い物をする側から見ると、とても便利なシステムです。
食べ物屋もそれぞれ通りがあり、やはり同じ種類の店が軒を連ねます。プルコギ(韓国式スキヤキ)通り、サムギョプサル(豚の焼肉)通り、ホルモン通り。全ての通りから、食欲をそそるいい匂いがしてきます!食べ物屋がある通りには屋台も数多く店を出します。プルコギ屋さんでお腹いっぱい食べたのに目の前の屋台ではホットク(韓国式ホットケーキ)がおいしそうに焼かれていて、ついつい…!
そんなときには、韓国のお茶を飲んでみましょう。最近日本でも人気のオクスス(トウモロコシ)茶や、柚子茶。美容にも効果がありますし、胃の調子もよくしてくれるとか。珍しいものでは五味子(オミジャ)茶という伝統茶もあります。五味子の実から作られ、酸味・苦味・辛味・甘味・塩味を感じることができるお茶です。毎日飲んでいると、自分の体調によって、また、飲む人によって味が変化するという不思議なお茶。私が飲んだ時には、食べ過ぎのせいかとても酸っぱく感じたのですが、「甘く感じる。」といって飲んでいる方もいました。
魅力いっぱいの韓国の食文化。次に行くときは何を食べようかと、もう考えてしまいます!

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※写真は全て添乗員・赤平詩保子が撮影したものです

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