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添乗員による最新の添乗報告

添乗員ブログ

2012年06月27日

旅なかま7月号 ツアー・コンダクターの とっておきの話 「街で見つけた!美味しいドイツ」

〔本稿は会員誌『旅なかま』2012年7月号に掲載されたものです〕
ご新規のお客様には見本誌を無料でお送り致しますので、こちらのフォームからお申込みください。その際、「旅なかま7月号希望」とご記入下さい。なお、部数に限りがございますので、お早めにお申込みください。
美味しいドイツ ヴルストとシュパーゲル 坂本眞里衣

みんな大好き カリーヴルスト

ドイツ料理といえば、一番に頭に浮かぶのはやっぱりソーセージですよね。ドイツ語ではソーセージはWurst(ヴルスト)と言います。加工方法やサイズは地方によって様々で、約1500種類にも及ぶとか。街中や駅では焼いたヴルスト(Bratwurst ブラートヴルスト)の屋台も出ています。

スーパーのソーセージ売り場
現地ガイドの方にドイツ人に人気のソーセージを聞いてみると、「それはやっぱりカリーヴルストね」という答えが。カリーヴルストとは、ベルリン発祥で表面をこんがり焼いたソーセージを乱切りにし、カレー風味のケチャップとカレー粉をかけたものだとのこと。早速街中の屋台で食べてみると、甘めのケチャップとスパイシーなカレー粉の組み合わせが絶妙で、ボリュームいっぱいの見た目ですが、一皿ペロッと食べられてしまいます。
このカリーヴルスト、一見シンプルなソーセージメニューですが、侮ることなかれ! 本場ベルリンでは独自のカレー味ケチャップを追求した名店があるほど、こだわりを秘めた人気料理なのです。実際にドイツでは、年間8億食のカリーヴルストが食べられているという統計が有り、ドイツでは子供から大人までみんなこのカリーヴルストが大好き!どのくらい愛されているかというと、カリーヴルスト・ミュージアムがベルリンにオープンしたり、歌まで作られたくらい愛されているのです。

春の味覚 シュパーゲル

今回私がドイツを訪れた5月は、春の訪れを告げる野菜、”シュパーゲル”がとってもおいしい季節です。シュパーゲルとは、春の到来と共にヨーロッパの人々が待ちわびている野菜、ホワイトアスパラガスのこと。
ホワイトアスパラガスは日本ではあまり馴染みがありませんが、ドイツではアスパラガスと言えばホワイトアスパラガス!というくらいグリーンアスパラガスより親しまれている野菜です。ヨーロッパのなかでも、ホワイトアスパラガスへの思い入れがかなり強いドイツの人々。アスパラガスの季節にはお祭りが各地で開催され、「アスパラガス早むき競争」まであるほど。

シュパーゲル
ヨーロッパでは定番のホワイトアスパラガスは、日本でおなじみのグリーンアスパラガスとはまったく違うように見えて、実はまったく同じ品種です。グリーンアスパラガスが硬くシャキシャキしているのに対して、ホワイトアスパガラスはやわらかく繊細な歯ざわりが特徴です。
シュパーゲルを楽しめる期間は短く、4月中旬から市場やスーパーマーケットに出始め、「さくらんぼが赤くなるとシュパーゲルは終わり」という言葉があり、シーズンは6月24日の聖ヨハネの日に終了します。冬の長いドイツの人々は、毎年最初のシュパーゲルを目にすると「ああ、春が来たんだなぁ」と、ウキウキした気分になるそうです。

シュパーゲル
この時期のドイツでは、どこのレストランでもシュパーゲルの特別メニューが用意されています。最もオーソドックスなのは、茹でたシュパーゲルに溶かしバターまたはSauce Hollandaise (オランデーズソース=卵黄とバターで作られたトロトロしたソース)をかけ、ジャガイモとハムが添えられたもの。これはシュパーゲルをメインで食べる料理ですが、お肉の付け合わせとして出てくることもあります。新鮮な茹でたてのシュパーゲルはとろけるように柔らかく、口の中で優しい甘みが広がります。シュパーゲル料理は少し高めですが、日本ではなかなか味わえないとてもドイツらしい食材なので、この時期にドイツ旅行をされる方はぜひ試してみてくださいね!

日本ではあまりなじみのないドイツ料理ですが、知れば知るほど奥深い世界が広がっています。ドイツに行かれた際は、ぜひその魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

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※写真は全て添乗員・坂本眞里衣が撮影したものです

この記事の投稿者 坂本眞里衣