2015年10月28日
絶好の行楽日和が続いておりますが、皆様はもうどちらかへお出かけにはなりましたか?
私は10月21日から2日間、植物学者の大内尚樹先生が同行する『海谷渓谷と雨飾り山麓の紅葉』の添乗に行きました!
北陸新幹線で首都圏からも行きやすくなった糸魚川駅。糸魚川には、地質や文化・歴史を感じることができる場所「ジオサイト」が市内に24か所あり、それらをめぐることで、日本列島の形成や糸魚川の文化・歴史を学ぶことができる場所になっています。そんな糸魚川のジオパークを植物の観察をしながら巡りました。
1日目は、まず海谷渓谷・山境峠周辺の植物をゆっくり観察・散策。紅葉はちょうど見ごろで、お天気にも恵まれ、楽しい散策となりました。先生には植物のみならず、地形や地質も詳しくご説明して頂き、あっというまに時間が過ぎてしまいました。
その後、最近写真家の方にも人気のある鎌池にて、池の周りをゆっくり散策しました。
天気も良く、風もないため、池には山や樹木などの周囲の景色が映りこみ、まるで鏡のような幻想的な風景を楽しむこともできました。
2日目は、宿泊したホテルサニーバレーのご主人に早朝の里山をご案内していただきました。これぞ日本の里山という風景で、気持ちのよい散策になりました。
その後、日本三大崩落である「稗田山崩落跡」や、標高540mにある一年中満々と水をたたえた「高浪の池」や、日本随一ともいえるヒスイの産地「小滝川ヒスイ峡」なども散策しましたが、あいにくの雨で景色はあまり見えませんでした。ですが、先生の興味深く面白い話が、観光場所だけではなくバスの中でも聞くことができ、添乗員の私自身、とても充実した旅になりました。
大内先生が同行の植物を観察する旅行は今後も計画しています。
大内先生は植物に詳しいことはもちろん、ご自身の体験談などを交えたユニークな話もしてくださいますので、必ず楽んでいただけると思います♪
「見る」だけではなく「楽しく学ぶ」旅に参加してみませんか?