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添乗員ブログ

2016年03月27日

3/11発 憧れのポカラに4連泊!ヒマラヤ山麓絶景名峰ハイキング 添乗員:田口悠紀

桜開花の便りが届き、気付けばもうすぐ4月。春の足音が近付いてきた今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?

今回は、世界の屋根ヒマラヤに抱かれたネパールから、夏の様な日差しの中にも山岳地独特の爽やかさ溢れるリゾート地ポカラの旅をご紹介します♪

ネパールは世界最高峰8,848mのエベレスト(ネパール語ではサガルマータ)をはじめ、世界に14座ある8,000m峰のうち実に8峰を擁する国。北側の中国チベットを挟んで「世界の屋根」と呼ばれる高峰が連なります。

今回訪れたポカラは首都カトマンズから西へ約200km、ヒマラヤ渓谷の緑豊かな湖沿いにあります。標高800mという温暖な気候の中にありながら8,000m級のアンナプルナ連峰を仰ぎ見る事が出来るため「山と湖に抱かれた楽園」とも称される何とも贅沢なリゾート地です。

pokara

 

ツアーでは、ポカラにあるリゾートホテル「シャングリラ・ビレッジ」に4連泊しながら日帰りのハイキングを楽しみました。旅の前半は曇りがち、なかなか山並みを見渡す事が出来ませんでしたが後半は雲が取れ、特に朝焼けのヒマラヤは言葉にならない絶景でした。皆様をご案内している添乗員としては、空とにらめっこしながら毎日ハラハラのツアーでしたが、単なる連泊では見えなかった景色も4連泊する事でお楽しみ頂けました。荷物の移動も少なく、ゆったりのんびり過ごした7日間をご紹介して参りましょう!

まずは、ポカラの象徴とも言えるフェワ湖から。「ポカラ」という地名の由来は「池」を意味するネパール語「ポカリ(Pokhari)」から来ているとされています。湖上にはボートが浮かび、のんびりとした風景が広がります。

fewalake

 

また、ポカラの町は北のチベットと南のインドとを結ぶ交易路に位置していたためかつてはバザールとしての機能も持っていました。今でも歴史的な家並みが並ぶ通りには往時の面影を今に残しています。

old bazar

 

そして、今回滞在したホテル「シャングリラ・ビレッジ(Shangri-La Village)」鮮やかな花々が咲く美しい中庭に宿泊棟が並ぶゆったりとした雰囲気が流れる宿泊施設です。

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なんといっても施設内からアンナプルナの峰々を眺める事が出来るのが素敵、街の中心部からは少し距離がありますが、その分静かなコテージ感覚でお過ごし頂けます。涼しげなプール沿いから、或いは棟によっては宿泊棟からも山の絶景を楽しんで頂く事が可能です。

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今回は、一度夜明け前にバスで30分ほど掛けて展望台に上がりましたが残念ながら曇り。しかし、別の日にホテルから神々しいご来光を見る事が出来ました!何の準備も要りません、寝間着のまま外に出れば見られる絶景はこの上ない贅沢でした。。。

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よくご質問に上がるネパールの食事事情ですが、このホテルではブッフェでお好みのものを取って頂け、メニューも豊富。「ネパール」と聞くとどうしてもインドの様な「辛いカレー」のイメージをお持ちの方が多いのですが、中国とも国境を接していますので「焼きそば」や「餃子」といった中華料理もよく食べられていて、味付けもツーリスト向けにアレンジされていますのでご安心下さい。

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また、我々の滞在と入れ替わりでポカラでは「南アジア地域協力連合:South Asian Association for Regional Cooperation(SAARC)」の外相会議が行われる事になっており、ホテルもその宿泊およびレセプションが行われるためスタッフも大忙し。写真は撮れませんでしたがネパールの外務大臣も下見に訪れていましたよ!

SAARC

 

ハイキングは計3回、どれも3時間程度の道のりで高低差も少ないので山登りというイメージではありません。歩くのは地元の人々が使う道ですので、小さい車ぐらいなら通れるとても歩きやすい道です。ネパールをご案内していて助かるのは山の景色が万が一見えなくても村の人たちや畑、お家などを見ながら歩ける事。特に現地の人たちは和やかで、子供たちはもちろん大人の人たちも気軽に声を掛けてくれます。

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路地で子供や犬が遊び、山羊や牛が顔を出す、農作業も人や家畜が協力する何となく懐かしい風景に、歩いていても飽きる事がありません。穏やかな景色の中に居ながらにして、世界トップクラスの高峰を眺める。これもネパールハイキングの大きな魅力だと言えるのではないでしょうか。

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そして、ポカラにはヒマラヤの自然環境や登山の歴史について学べる国際山岳博物館があります。エベレストに初登頂したエドモンド・ヒラリーや、日本からは女性として初登頂した田部井淳子さんの装備等も展示。他にも世界中の山岳関係者の協力で充実した展示に皆様興味深く見学されていました。

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特に、今年2016年はマナスル初登頂から60年の記念すべき年。8,000m峰の中で唯一日本人が世界で始めて登頂を果たしたのがこのマナスルで、日本の登山ブームのきっかけになったとも言われています。その登山隊の一人今西氏はネパール総領事としてその後の日本・ネパール関係の構築に尽力し、現在も彼の会社が総領事館として関西地方のネパール査証の申請・発給を担当しています。

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ここの敷地から眺めるアンナプルナの景色もおすすめ、登った気になれる様なパノラマが広がります!

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最後に、カトマンズの状況も少しお伝えしておきましょう。ネパールでは昨年の4月に起こった地震によって特に首都カトマンズなどでは甚大な被害が出ました。幸い、今回滞在したポカラは震源地からも離れていたため元々被害が少ないところだったのですが、お客様からはネパール地震を心配される声も挙がったために帰国の日に街へご案内する事になりました。

向かったのは街の中心にあり観光では必ずご案内する名所「ダルバール広場」、ネパール語で「宮廷」を意味する広場にはマッラ王朝下に建てられた宮殿や寺院などが建ち並びます。12世紀頃の建造と考えられていたネパール最古の建築物の一つでカトマンズの地名の由来ともなった「カスタマンダプ寺院」などの古い建物は土台部分を残して倒壊、痛々しい姿を見せていました。

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それ以外の建物もひび割れや杭で支えられているなど、被災の爪あとが残る風景ではありましたが人々の賑わいは以前と大きくは変わらず、修復作業も少しずつですが行われていました。

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決して危険で何も見る事が出来ないという訳ではなく、普段どおりの生活が続いている、そんな印象でした。

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最後の夕食時には、現地ライオンズクラブの方にツアーの旅行代金の一部から義援金をお渡ししました。

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震災から間もなく1年、街は復興へと歩みを進めています。現地では久々に10名以上のグループが来てくれた、と歓待を受けました。ネパールでは農業に次いで観光業も大きな産業のひとつです。宿泊・食事・商店などの施設、交通機関、そしてガイドやシェルパなど、我々が現地へ赴く事で沢山の仕事に波及し、それが復興への重要な道すじとなります。

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折りしも、東日本大震災からちょうど5年目の日に出発した今回のツアー。同じ地震国日本だからこその思いを皆様からも感じた、そんな7日間でした。

現在ネパールでは観光復興を担う政府機関:NTPC(National Tourism Promotion Committee)ではスローガンとロゴを使ったキャンペーンが行われています。

NTPC

また、エベレストを題材にした映画も公開中。

everest

 

世界の屋根ヒマラヤは今も変わらず皆様をお待ちしています、のんびりと歩くも良し、歩き応えのあるトレッキングコースもご用意しています。
pokara catch

 

ツアーの詳細は、以下をご覧ください。

アンナプルナ連峰に囲まれた楽園ポカラ シャングリラ・ビレッジにゆったり4連泊する絶景のヒマラヤのんびりハイキング ~ポカラの山岳リゾートホテルに4連泊し、簡単な日帰りハイキングでヒマラヤ山脈の展望を満喫~ 7日間

この記事の投稿者 田口悠紀