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添乗員ブログ

2018年06月15日

5/20発 日本の西の果てへ 五島列島全教会を巡る 嵯峨・福江・久賀・奈留島編 4日間 添乗員:石塚萌

つい先日、ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)から、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」について、「世界遺産一覧表への記載が適当」との勧告がでました。

この「日本の西の果てへ」のツアーは、2回に分け、五島列島にある全教会を巡ります。

同行の講師として、長崎巡礼センター事務局長の入口氏にご案内していただきますので、個人で行くだけでは知ることのできない深いお話を伺うことができます。

今回は、前編となる下五島編として、福江島・嵯峨島・久賀島・奈留島を巡りました。

その様子をご紹介いたします。

◎1日目

まずは長崎市内の日本二十六聖人記念館からスタートです。ここで入口氏と合流、日本のキリシタンについて導入部分のお話を伺います。

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五島へは船で渡ります。長崎港からジェットフォイルに乗船し、福江島までは約90分の船旅です。

福江島に到着後は、歩いてホテルへ移動。今回は港から歩いて5分程のカンパーナホテルにゆったり3連泊!

商店街や福江城もすぐなので、皆様空いた時間に散策されていました。

 

◎2日目

希望者の方は福江教会の朝ミサに参加。終了後は福江教会の神父様とお話しする時間もありました。

福江島初日は福江地区の教会を巡り、嵯峨島に渡ります。

福江教会堂:朝ミサが行われています。

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六方の浜:大村藩からの公式移住者が上陸した地。

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浦頭教会堂:ノアの方舟をイメージした教会堂。

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堂崎教会堂:現在は、内部は資料館となっています。

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宮原教会堂:外観は民家のようですが、よく見ると瓦屋根の上に十字架がついています。

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半泊教会堂:山の中の細い道を抜けていくと到着。内部はきれいなパステルカラーの水色です。(写真でも薄っすらと中の扉が水色なのが見えるでしょうか?)

半泊は、外海から五島に到着した人々がたどり着いた場所のひとつです。しかし生活環境も厳しく、半分の人々が残り、半分は別の地を探して島内移住をしたことから、この地名がつきました。

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貝津港から定期船で嵯峨島へ渡ります。

 

嵯峨島教会堂:嵯峨島港から歩いて10分弱。ゆるやかな上り坂を上がった先に教会堂がみえてきます。

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嵯峨島は歩いてまわります。

まさに西の果てといった雰囲気の千畳敷。

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定期船にて福江島へ戻ってきた後は、魚藍観音に立ち寄り、高浜ビーチを望みました。あいにくの曇り空でしたが、美しいビーチが広がっていました。

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貝津教会堂:貝津港からすぐの、本日最後の教会堂です。残念ながら内部の写真はありませんが、夕陽が差し込み、ステンドグラスが美しい教会堂です。

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◎3日目

福江島2日目は、岐宿・三井楽・玉之浦地区をまわります。

 

楠原牢屋跡・楠原教会堂:楠原は六方の浜から上陸した人々が移住した地のひとつです。楠原牢屋跡は五島崩れの際に、楠原の信徒が投獄された仮牢を復元しています。現在のものは当時の牢屋よりひとまわり小さいですが、中に入って扉を閉めると、当時の人々の状況を知ることができます。

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水ノ浦教会堂:白い貴婦人と例えられる美しい教会堂。

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打折教会堂:白良ヶ浜に面する教会堂。

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三井楽教会・姫島信仰の碑:遣唐使船最後の寄港地である三井楽の教会堂。外壁のモザイク聖画が印象的です。

また、三井楽教会堂の裏手の墓地には、姫島信仰の碑があります。姫島には外海から五島へ渡った一部のキリシタンたちが移住しました。また、明治の五島崩れの際にも迫害から逃れようとキリシタンたちが避難したため、全島民がキリシタンの島でした。しかし姫島の生活環境は厳しく、徐々に人口は減少し、現在は無人島になっています。ここにある碑は姫島の先祖を偲んでたてられたものです。ここで入口氏のお話を伺いながら、皆様姫島の歴史に想いを馳せていらっしゃいました。

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淵の元キリシタン墓地:東シナ海に面したカトリック信徒の墓地。時代によって様々な形態のお墓があることから、キリシタンの歴史が伺えます。

 

昼食はうつぼ料理が有名なNEWパンドラにて。

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昼食後には大瀬崎展望台へ立ち寄りました。映画の舞台としても有名な大瀬崎灯台を見ることができます。天気もよく、ドライバーさん曰く滅多に見えない男女群島まで見渡すことができました。

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玉ノ浦教会堂:家々の間にある可愛らしい教会堂。

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井持浦教会[聖水ルルド]:ここには明治32年にできた日本で最初のルルドがあります。フランス人宣教師のペルー神父によって作られたこのルルドは、五島から集めた石でできていますが、ペルー神父はこの石の置き方にも1つ1つこだわったそうです。

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立谷教会堂跡入口:台風によって教会堂は自然倒壊し、現在は碑が残るのみとなっています。

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繁敷教会堂:本当にこの先に教会があるのかと不安になるほど、鬱蒼としげった木々を抜けていくと現れる家御堂。

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◎4日目

福江港から定期船で久賀島へ渡ります。
浜脇教会堂:残念ながら改修中のため堂内は入れませんでした。外観も内部も美しい教会なので、ぜひまた改めて足を運びたい場所です。

 

牢屋の窄記念教会堂:弾圧の記憶が残る記念教会堂。五島崩れの際には、12畳ほどの牢屋に約200人が投獄され、42名が命を落としました。足元のカーッペットの色が分けられており、当時の牢屋の狭さを体感することができ、弾圧の厳しさを感じました。

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旧五輪教会堂:世界遺産候補の教会堂です。あたたかみのある木造で、内部は美しいリブ・ヴォールト天井。写真は山道を抜けると見えてくる景色です。一番左の建物が旧五輪教会堂。一番右のレンガ色の建物が五輪教会堂です。

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旧五輪教会すぐそばの五輪港からチャーター船で奈留島へ渡ります。

 

江上教会堂:こちらも世界遺産候補。水色がきれいな教会堂です。残念ながら一人いらっしゃった教会守の方がいなくなってしまい、中へ入ることはできませんでした。こちらもまた再訪したいですね。

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奈留教会堂:奈留島の中心にある教会堂。今回の巡礼の旅は、この教会堂が最後の場所となります。

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奈留島港から福江港へ戻ると、4日間ご一緒いただきました入口氏とはお別れとなります。別れを惜しみつつ、五島を発つ前に福江島の代表的な観光地をいくつかまわります。

鎧瀬溶岩海岸展望

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鐙瀬溶岩海岸展望台から振り返ると鬼岳がみえます。

五島のシンボル・鬼岳。中腹までは遊歩道で10分ほどで登れます。

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帰りは五島福江空港から飛行機で長崎へ。飛行機だと所要時間30分のためあっという間です。

 

長崎から羽田空港へと戻り、解散となりました。

 

今話題の五島という地ですが、知られていないことも多く、本当にたくさんのことを学んだ4日間でした。
皆様、熱心にお話を聞いておられ、今回のご旅行への期待を感じることもできました。ご参加いただきました皆様、4日間ご協力いただき誠にありがとうございました!

 

 たくさんの教会を巡り、様々なお話を伺いましたが、五島にはまだまだ教会があります。
秋には上五島編がございます。もちろん上五島編からのご参加も大歓迎です。
 詳細はこちらからご覧ください!

 

 【入口氏同行】日本の西の果てへ 五島列島全教会を巡る シリーズ

 

 その他にも、五島列島へのご旅行がございます!

皆様、ご参加お待ちしております!

 

 

 

この記事の投稿者 石塚萌