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添乗員ブログ

2015年07月01日

6/16発 体に優しい韓国の旅 世界遺産「東医宝鑑」の郷を訪ねて 添乗員:田口悠紀

蒸し暑い毎日が続いておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?

今回は、一風変わった韓国の旅をご紹介します。

韓国ドラマが好きな方であればひょっとしてご存知かも知れません、「東医宝鑑」。17世紀はじめに許浚(ホ・ジュン)によって書かれた医書です。

朝鮮半島の医学は韓方とも呼ばれ、李氏朝鮮時代に特に発展し多くの医学書が書かれました。日本へも医師が渡来し、中国医学と並んで日本の医療にも大きな影響を与えています。中でも、この「東医宝鑑」は当時の明からの医学が多く取り入れられていく中で、朝鮮半島の環境や病理に即した形での朝鮮医学、ひいては東アジアの医学を体系的に整理するため16年の歳月をかけて作られました。当時使われていた様々な書籍から引用されているため韓医学の百科事典とも言われ、すべてに引用文献を記し、編集しながら再解釈したという点でもその文化的価値が認められ、2009年に初版本が医学書籍としては初めてのユネスコ世界遺産に認定されました。

ツアーでは、この「東医宝鑑」から韓国の伝統医療にスポットを当て皆様をご案内致しました。

関西空港からわずか1時間30分で港町プサンへ。そこから更に2時間ほど高速道路を走ると、山清(サンチョン)という街に着きます。済州島のハルラ山に次ぐ国内第二位の霊峰・智異山の麓に位置し、千種類を超すとも言われる薬草が自生する緑深い山々と清流に抱かれた静かな山里は韓方発祥の地とも言われ、2013年に「世界伝統医療博覧会」が開催されました。博覧会が終わった現在も「東医宝鑑村」として韓方を広く紹介する施設となっています。

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まずは、村内にある宿泊施設にチェックイン、会議室を使って韓方のお医者さん(韓医)から韓国の伝統医療についてお話を聴きました。

日本では「漢方」や「漢方薬」は身近な存在ですが、韓半島で発展した「韓方」については初めて耳にした方がほとんど。皆様熱心に耳を傾けて頂けました。

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夕食は、地元の薬草や野菜を中心とした薬膳料理。沢山の小皿が並び見た目も鮮やかです。トウキ、高麗人参など、少し癖のある材料を可能な限り食べやすく、皆様にも好評でした。

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翌日は「東医宝鑑村」に終日滞在し、じっくりと村内を見学しました。

村の一番奥にあるパワースポット、「気体験場」。「病は気から」という言葉がある様に、韓方でも予防医学に重点をおいています。折りしも霧がかかった山々を見ながら、朝の空気をいっぱいに感じながらの見学となりました。

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智異山周辺に自生する薬草を見ることのできる「薬草生態館」、ガラスの温室内には沢山の薬草が育っていました。

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世界遺産となった「東医宝鑑」を中心に展示されている「韓医学博物館」、館内には当時の調剤風景などがジオラマ展示されています。

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昼食は、高麗人参のビビンバ。料理自体は日本でも有名ですが、こんなに人参がたっぷり入ったビビンバは初めて!体に優しい味でした。

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午後からは、実際に韓方の薬を調剤している施設「湯剤院」を見学。大きな釜で1人1人の処方に合わせた調剤が行われており、皆様興味津々!

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そして、最後は韓医による健康診断。事前に書いて頂いた問診票と脈診から、実際の診察を体験して頂きました。日本の病院だとかなりの間待たされて、実際の診察時間はものの数分というのが多いかと思いますが、韓方では平均30分ぐらいは診察に時間を割くのが普通だそう。生活習慣や過去の怪我・病気などじっくりと話を聞く中で、様々な視点からその人の体質・今後の生活における注意点などを診断して貰う事の出来た貴重な時間となりました。

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夕食は地元のきのこがたっぷりのしゃぶしゃぶ、体の中からも健康を目指します。

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村内見学最終日、最後のプログラムは薬草を使った草木染め。晴れ渡った青空の下、まるで幸せの黄色いハンカチの様に染め上がりました!

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一時はマーズの影響で実施も危ぶまれたツアーではありましたが、折りしも日韓国交正常化50周年を迎える時期に、山清の知事をはじめ大歓迎を受けながら地元の人々と交流・体験する充実した日程となりました。

皆様も普段の生活にちょっと疲れたら、癒しと優しさを求めてお出掛けになりませんか。宿泊施設も本当に静かで別荘気分に浸れます。秋は紅葉の季節、色付いた山々が皆様をお待ちしております。

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ツアーの詳細は、以下をご覧ください。
体に優しい韓国の旅 世界遺産『東医宝鑑』の郷を訪ねて 4日間

この記事の投稿者 田口悠紀