〔本稿は「朝日旅行・首都圏版 2012年5月8日号」に掲載されたものです〕

【マウリッツハイス美術館展】
「王立絵画館」の名で知られるオランダ・マウリッツハイス美術館。17世紀オランダ・フランドル絵画の世界的コレクションの中から選りすぐった名品約50点が、生まれ変わった東京都美術館のグランドオープンを飾ります。
最大の注目は、世界的なフェルメールブームのシンボル的存在「真珠の耳飾りの少女」の来日です。振り返った少女が肩越しにまなざしを投げかけるこの作品は、絵画史上最も愛されてきた名画の一つとして鑑賞する人々を魅了してきました。今回は、初期の作品「ディアナとニンフたち」とあわせて2点のフェルメールが出品されます。
さらには、「自画像」をはじめ「羽根飾りのついた帽子をかぶる男のトローニー」など一挙6点が並ぶレンブラントが壮観です。そのほか、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)フランス・ハルスら、巨匠たちの傑作の数々を堪能します。
●閉館後にゆったりと鑑賞します(通常2時間で2000名様程度の入館のところを、今回は500名様限定でご案内)。
●学芸員のセミナー(30分程度)を受講できます。
●お土産にフェルメールの作品をプリントしたコットンスカーフをプレゼントします。
会場では販売しない限定グッズです。スカーフの地色にオランダの名産・デルフト焼きをイメージした青をあしらい、柔らかな質感が特徴です。
●ドリンクサービス付き
【ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年】
国立西洋美術館では、15世紀から18世紀のヨーロッパ美術について、イタリアと北方の美術を比較しながら観ることができます。フェルメールの「真珠の首飾りの少女」やボッティチェッリの素描など優れた作品が出品されます。
★★★★★関連ツアー
[首都圏発] No.3065 ヨーロッパ美術を感じる 〜マウリッツハイス美術館展とベルリン国立美術館展〜(日帰り)
[名古屋発] No.8022 真夏の夜の美 マウリッツハイス美術館展 2日間
[関西発] No.1582 二大フェルメール展と東京散歩 2日間
〔本稿は会員誌『旅なかま』2012年4・5月号に掲載されたものです〕


探検家達をも魅了してきた極限の地、南極。地球温暖化が囁かれる現在では、訪問できる客船も限られています。南極への玄関口・ウシュアイアを出航し遥か1,000キロを進むと、そこには想像を遥かにこえる感動の世界が広がります。青と白の静寂の世界をゾディアックボートで探検したり、客室のバルコニーから大自然の空気を肌で感じてみたり。半島では野生動物たちが旅人を迎えてくれます。きっと、動物たちと時間を共有した者だけがずっと持ち続けられる感動があるのでしょう。来年こそは・・・とずっと憧れていた南極へ、今年は是非足を運んでみたい。

そして、動物といえば、動物の宝庫ガラパゴス。ガラパゴスの大地は全て火山島、幾つもの火山が集まって形成されています。ナスカプレートの移動に伴い、人間の指の爪が伸びる速さと同じスピードで南米大陸に向けて移動しているといわれます。「動く島々?ガラパゴス諸島」に二つとして同じものはありません。各島々に特徴があり、クルーズ客船から望む島の風景、野生の営み、毎日が新しい発見です。生まれたばかりのアシカの赤ちゃんのあくびをする姿、子供同士でじゃれ合う姿、届きそうで届かないサボテンの花に飛びつこうと頑張るリクイグアナ。どれも私たちの目の前で繰り広げられる大自然界の営みです。運が良ければ、ペンギンと一緒にシュノーケルができるかも・・・好奇心に胸を躍らせていた子供時代の、忘れかけていた初心に戻れる場所「ガラパゴス諸島」へ。

そして、地球を感じる旅といえば皆既日食観望の旅。なんと、2012年は日食イヤーといわれ、日本では金環日食が、オーストラリアでは皆既日食の現象が起こると注目されています。皆既日食とは地球から見て、月と太陽が一直線に重なり太陽が完全に覆われる現象です。天候にも左右される為、必ず観られるという保障はないものの、日食を求めて世界中を旅する人が後をつきません。きっと、人を虜にする深い魅力があるのでしょう。一生に一度はその瞬間に立ち会ってみたいと恋焦がれ、その瞬間に立ち会えた時の感動を想像しただけでワクワクとしてきます。刻々と変化する自然を感じる船旅では、想像以上の感動が待っていることでしょう。

関連ツアー
2013/1/16発、2/5発 ★先行予約受付中★
[首都圏発] 優雅な南極クルーズ17日間
バルコニー付きのフランス船籍でご案内。早めのキャビン確保をおすすめします。
2013/1/16発、2/5発 ★先行予約受付中★
[首都圏・関西発] 優雅な南極クルーズとパタゴニア18日間
◆[首都圏発] 2013年 優雅な南極クルーズとパタゴニア 【18日間】◆
◆[関西発] 2013年 優雅な南極クルーズとパタゴニア 【18日間】◆
2013/2/27発
[首都圏・関西発] ガラパゴス
たっぷり9島クルーズ13日間
ガラパゴスに魅了された人気添乗員・三浦邦子が、ご案内します。
◆ガラパゴスたっぷり9島クルーズ13日間はこちらからどうぞ!!◆
2012/11/5発
[首都圏・関西発] 南太平洋の皆既日食観望
クルーズ14日間 催行決定
◆南太平洋の皆既日食観望クルーズ14日間はこちらからどうぞ!!◆
〔本稿は会員誌『旅なかま』2012年4・5月号に掲載されたものです〕


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「表紙賞」最優秀作品
川田 隆夫様
「氷河に生きる」(スイスにて撮影)
審査委員長より:雄大な氷河をバックに、シュタインボック2頭が急峻な斜面にたたずんでいます。氷河のスケール感も素晴らしいですが、手前に動物が配置されたことで、写真に奥行きが出ています。 静寂さや空気感まで伝わってくる秀逸な作品です。スイスへ行ったら、こういう景色に出会ってみたいものです。
高田 馨子様
「ウィーン・放課後の少女たち–ベートーベン像の下で」(オーストリアにて撮影)
橋本 勝幸様
「遺跡と共に」(トルコにて撮影)
中島 清司様
「氷山ブルー」(南極にて撮影)
米持 汎様
「山道にひっそりマリア像が」(スイスにて撮影)
荒井 さち子様
「ポズナン大聖堂にかかる虹」(ポーランドにて撮影)
中島 孝雄様
「祈り」(台湾にて撮影)
種谷 鴻成様
「雨上がりの朝」(スペインにて撮影)
小長谷 準子様
「聖週間」(スペインにて撮影)
武藤 三夫様
「花の寺院」(モンゴルにて撮影)
「朝日サンツアーズ特別賞」作品
高田 馨子様
「路上のヴァイオリン弾き」(チェコにて撮影)
審査委員長より:プラハの大道芸人でしょうか。背景の壁の色がシンプルなので人物の動き、表情が浮き立っています。人なつっこい笑顔は、こちらまで踊り出したくなりそうです。いまにもバイオリンの音が聞こえてきそうな楽しい1枚。
高田さんはスナップ写真が大変お上手で、6月号にもウィーンの写真が掲載されます。
〔本稿は会員誌『旅なかま』2012年2月号に掲載されたものです〕

鹿野(以下「鹿」):小林さんお久しぶりです! 前回はイタリア VS ドイツでしたけど、今回はスペイン VS オーストリアということで。サッカーでも断然スペインが強いんで、ハンディがあって申し訳ないですけれど、よろしくお願いします。
小林(以下「小」):よろしくおねがいします。ハプスブルク本家として負けてはいられません!そもそもハプスブルク家はスイスの田舎、ハピヒツブルクというところが発祥で…
鹿:あー、そこから話すと長くなるので、とりあえずお互いにオーストリア=ハプスブルクとスペイン=ハプスブルクを代表する気になる人物をひとりだけあげてみませんか?
小:そうですね、私はやっぱりマキシミリアン1世です。オーストリア=ハプスブルクは、皇帝フランツ=ヨーゼフ、マリア・テレジアなど有名人も色々いるんですけど、其の前にベースというか、ターニングポイントをつくったのが彼だと思っています。逢いたい人の一人です。
鹿:あのちょっと鷲鼻の…、インスブルクにいくと肖像画が残っている…
小:そうです!…ウィーンの「美術史美術館」にある、デューラーの肖像画が有名ですね。あの鷲鼻はハプスブルクのDNAです。「中世最後の騎士」と言われています。
奥様とものすごく仲が良かった。ハプスブルクを代表するおしどり夫婦の一組です。
この奥様、つまりブルゴーニュ公国のマリーと結婚したことによって、東方の辺境だったオーストリアは、洗練された西ヨーロッパの、当時の先進文化を学ぶのです。彼は自叙伝「白王伝」で、マリーと結婚したことによって、いかに自分が影響を受けたか、随分書いています。フランス語も全然できなかったのにできるようになったし、オーストリアには未だなかった、律法とか裁判制度なども、取り入れました。後にハプスブルクが領土を広げ、多言語を学び、多種多様な文化を共有するという下地、DNAをつくったのは、たぶんこのマキシミリアンが愛妻家だったからだと思うんです。素敵ですよね♡
鹿:戦争ではなく結婚で領土を広げるというハプスブルク流はこの時から始まったという事ですか。
小:意図していたかはわかりませんが、きっかけを作ったのはマキシミリアンですよね。
鹿:なるほどね。私は名君というより、その人間性に興味があって、スペインが「太陽の沈まぬ帝国」といわれ、一方で没落の始まりともなった時代の国王フェリペ2世を挙げたい。清く正しい小林さんは、一途な愛妻家マキシミリアンがお好きだというのはよくわかりますが、フェリペ2世は生涯4度も結婚し、有名なイングランド女王で11歳も年上のメアリーチューダーとか、息子の許婚とか、最後は妹の娘と結婚するという今では考えられない経歴の持ち主です。

この人の父上であるカール5世は、当時ヨーロッパで最も力のあった王様で、神聖ローマ皇帝であり、スペイン国王でもあり、「カルロスV(キント)」として人々から敬われ、「君主の中の君主」と言われましたが、息子は正反対の性格。スペイン人というと朗らかで陽気なイメージがありますが、この人のあだなは、「慎重王」とか「無口で社会性にかける君主」「頑固なカトリック至上主義」とか、あまり芳しくなく、君主としてはあまり魅力的でなかったと後世伝えられています。
フェリペ2世後も血統や宗教上の問題から、限られた中での結婚を繰り返したので、どんどん血が濃くなって…それもハプスブルク家が途絶える要因になったようです。スペイン=ハプスブルク時代は短いけど、幸運にもこの時代は新大陸が発見され、黙っていても金銀財宝が流入してきたわけです。残念ながら、それを蓄積することなくザルで水をすくうように他国への流れてしまった。スペインの頂点と凋落の始まりを体現した王様でした。
小:没落の始まりがお好きだなんて、鹿野さんらしいですね…
鹿:はい、実はそんなことで本家と分家に分かれたハプスブルクなんですが、場所的に西のはずれと東のはずれにあるだけでなくて、何もかも対照的ですから、ここから本当の対決として、独断と偏見で話してみましょう。
…ハプスブルク家は芸術の庇護者でもありましたので、芸術面においてヨーロッパの中でも、超一級のものがあると思うんです。ただ、最初に言っておくけど音楽は負けました。
小:音楽はそうですね!
鹿:一言「モーツァルト!」っていわれたら、対抗する人はいませんし…
小:いませんね…
鹿:まあ負けたこと認めてるんですが、ファリャとかパブロカザルスとか、「アルハンブラの想い出」を作曲したロドリーゴとか…
小:頑張らなくて結構ですから…。こちらはモーツァルトの他にもシューベルトにシュトラウス一家、ハイドン…。
鹿:どんどん負けますので次の話題で…
美術はどうですか。これはちょっと、いくつかの点でスペインだと思っています。
スペインの三大巨匠、グレコ・ベラスケス・ゴヤ。「オーストリア三大巨匠」っているんでしょうか。
小:グレコはギリシャ人じゃないですか!まあ、でも残念ながら、日本人に馴染みのあるのはいわゆる"世紀末の"クリムトやココシュカくらいですかね。あとはフンデルトヴァッサーとか(笑)

鹿:笑…。でも、プラド美術館に匹敵するウィーンの美術史美術館は、圧巻ですね。

じゃ、最後の切り札、食の話にしましょうかね。
小:どういう意味で切り札なのか、今ひとつわからないんですけど…(笑)
鹿:日本でもスペイン料理が受けてるでしょう。ピンチョスとかタパスとか、スペインのつまみなんだけど量的に日本人のメインとしてちょうどいい。食材が豊富で、海も山も野菜も多くて、アラブ文化の影響でお米料理もあるし、オーストリアという内陸国に比べたら多彩だよね。
小:オーストリアも様々な国や地域の食事をとりいれていて、多彩なんですよ。食に限らずハプスブルクは、自分が統治している地域の中の「最高のもの」をきちんと選んで、それを洗練させるんです。なので東欧諸国はもちろんバルカンも含めて、一番美味しいものを選んで、それを発展させたのがウィーン料理です。
それからお菓子は絶対にオーストリアですね。スペインはなんであんなに美味しくないんでしょうね、甘いものが。
鹿:メインがおいしいから、デザートはどうでもいいんですよ。はっきり言って。あれだけのボリュームですから、食後はオレンジ丸々一個で十分です。もしかして、デザートがいいっていうのはメインが乏しいということではないですか?
小:オーストリアだってメインおいしいですよ、宮廷料理ですから。ターフェルシュピッツとかご存知ないですか?
鹿:獰猛なワンちゃんみたいな名前の料理なんて言っちゃったら、倍ぐらい攻撃されそうですが、またまた誌面がたりなくなってしまいますね。…
まあ、言い尽くせぬスペインの魅力をわかっていただくのにはとにかく訪れていただくことです。スペインは大きい国ですよ。実際に、何回かに分けて訪問しなければいけないですよね。その点オーストリアは、一回の旅でほとんど回れますよね。
小:確かにオーストリアは小さな国です。けれど、ハイキングコースもたくさんあるし、そもそもウィーン一都市滞在だけで一週間じゃ足りないくらいですよ!ハプスブルクの栄華が散りばめられた洗練された都。治安もいいし水道水はアルプスの水だから美味しく飲めるし、居心地がいいんです。
鹿:私がスペインで滞在するならバルセロナですね。街としては何となく新しい感じですが、今から100年も前にガウディを始めとした芸術家が街を飾って、それがなんとも心地よいです。一世紀も前にそんなことができたこの町のキャパシティに感心するばかりです。
小:ちょっと待ってください!バルセロナはスペインじゃなくてカタルーニャですよ!特殊な街じゃないですか…それにあまりハプスブルクは関係ないですよね?
鹿:スペインはハプスブルクだけじゃなくて、イスラムとか様々な文化の融合で魅せる国ですから!スペインの街はどこも一筋縄ではいかない厚みを感じますよね!
小:えーっ?あんなにたくさんハプスブルクの話をさせていただいてたのに〜〜!!
結局、ハプスブルクをはずれてまた延々と話しは尽きないのでした…それでも、両国の栄光の時代はハプスブルク家なしには語れません。この二つの国を訪れる時は、少し下調べをして行くとより楽しむことができそうです!
★★★★★関連ツアー
オーストリア全般
スペイン全般
〔本稿は会員誌『旅なかま』2012年2月号に掲載されたものです〕

鉄を発明したヒッタイトに始まり、ギリシャ、古代ローマ、ビザンチンと続き、イスラムの洗礼を受けオスマン帝国へとつながって行ったトルコ。その重層的な歴史をたどり、「オリエントとギリシャを結ぶ桟橋」と指摘された役割を理解するには、従来型の「点と点を結んだ、限られたルートをたどる」形式のツアーでは不可能です。

朝日サンツアーズでは、今年、従来型の周遊ツアーに加え、エーゲ海沿岸に焦点を合わせた「エーゲ海ブルーのトルコ」、東トルコを深く知るための「新・東トルコ周遊」、人気の観光地に腰を据えて歴史・文化・自然と味覚を堪能する「カッパドキアを歩く」と「イスタンブールを歩く」の四コースをご提案いたします。
トルコは初めて、という方も、2回、3回と訪れている方も「一味違う」トルコを訪れてください。お問い合わせを心よりお待ち申し上げます。
担当:佐藤治男
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立田先生インタビュー掲載のコースです。
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写真提供:エルグバン・ツーリズム(このページ全て)

















