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2012年05月28日

2012年5月28日 越後の秘湯と奥日光の名湯  ~貝掛温泉と中禅寺金谷ホテルに宿泊~ 大阪国内旅行部:森川 伸

5月20日より3日間、越後の秘湯と奥日光の名湯へ下見に行ってまいりました。

5月20日  大阪~新潟県南魚沼市~新潟県奥湯沢・貝掛温泉泊
 新潟県南魚沼市にある塩沢は、江戸と越後を結ぶ三国街道の宿場町として栄えてきた歴史を持ち、全国有数の豪雪地として知られる場所。
 塩沢では雪国の特性を生かし、ちり緬や越後上布などの織物で生計を立てる人々が多く、越後を代表する地場産業として発展させてきた。
 平成22年に地域住民が後世に残す街づくりを目指し、雪国特有の雁木のある町並みを再現させ、郷愁を感じる宿場町を作り上げた。舗装された広い道路の両側にある街道筋は、往時の面影を偲ぶ建物に建て替えられ、現在は郵便局、酒造、書店、食堂などが日常生活を続けている。牧之通りと名づけられた通りから少し入ったところには「塩沢つむぎ記念館」「鈴木牧之記念館」など当時の歴史を語る興味深い施設が造られている。
南魚沼市塩沢
【写真:南魚沼市塩沢】
 川端康成の小説『雪国』の舞台となった越後湯沢の温泉街から、車で三国街道を群馬方面に20分ほど走り、カラマツが続く道が切れると、開湯700年の歴史を刻む、奥湯沢・貝掛温泉の入口に到着する。急な坂を下り清津川の支流、カツサ川に架かる橋を渡ると、緑濃い自然に囲まれた環境の中に、庄屋造りの趣のある建物が目に飛び込んでくる。ここは日本秘湯を守る会に加盟している貝掛温泉の一軒宿である。
 上信越高原国立公園の自然に恵まれた環境にある貝掛は、上杉謙信公の隠し湯といわれ、関東攻めの行き帰りに将兵達と貝掛のいで湯で旅の疲れをいやしたという。
 温泉宿らしくない建物の館内は、木肌のぬくもりを配慮した造りになっており、磨き抜かれた廊下や黒光りする階段など、目に見えぬ努力が、落ち着いた雰囲気を醸しだしている。玄関前と中庭に造られた大きな池には、越後の水で育った、数えきれない程たくさんの色鮮やかな錦鯉が悠々と泳いでいる。
 建物の一番奥にある大浴場は、浴室内に太い梁を通し、天井が高く窓が大きいので開放感がある。外には清流や木々の緑に囲まれた野趣あふれる岩造りの露天風呂があり、夜になると提灯が灯り、いやがうえにも温泉情緒をかきたててくれる。一度は訪ねてみたい越後の秘湯である。
 やけど、切り傷、神経痛、特に眼病に効く湯として知られているが、現在はパソコンに疲れた目を癒すために訪れる人が増えたという。
貝掛温泉貝掛温泉貝掛温泉の露天風呂
【写真:貝掛温泉】
5月21日  貝掛温泉~栃木県・日本ロマンチック街道~中禅寺金谷ホテル
 越後から群馬に向かい、関越道をドライブしていると、左右はスキー場のオンパレードで苗場・石打など国際的にも有名なスキー場の近代的なホテルと広々としたゲレンデに芽吹いたばかりの緑色の芝生が車窓を流れていく。谷川岳を繰り抜いた関越トンネルを抜けると、前方には群馬県の代表的な赤城の山が目に飛び込んでくる。沼田からは日光方面に向かう沼田街道を走行するが、ここは尾瀬や奥日光に通ずる道で、日本ロマンチック街道と名付けられている。道中の鎌田宿には、日本秘湯を守る会の「梅田屋旅館」がある。ここは、郷愁を感じる宿場風の玄関と美人作りの湯で人気のある宿。
梅田屋旅館
【写真:梅田屋旅館】
 鎌田宿を過ぎると、景色は一変し山合いに入っていく。白樺林の続く切れ目には綺麗な水を満々とたたえた丸沼・菅沼の美しい姿が見えている。右手には2578メートルの白根山の頂上まで運んでくれるロープウェイ乗り場があったが、6月からの運転ということで、残念ながら後ろ髪を引かれる気持を持ちながら金精峠に車を走らせた。金精峠のトンネルを抜けると奥日光戦場ケ原。男体山麓に広がる広大な湿地帯には初夏から初秋にかけ数々の高山植物が咲き誇る。
 中禅寺湖への途中、岩肌を滑り落ちるように美しい流れを見せているのが、湯の湖から中禅寺湖へ流れる竜頭の滝。駐車場から眺める滝壺は、竜が天に昇るような豪快で美しい滝である。
竜頭の滝
【写真:竜頭の滝】
 老舗の日光金谷ホテルは知っているが、姉妹ホテルである中禅寺金谷ホテルに宿泊された人は意外と少ないのではないだろうか。
 奥日光の豊かな大自然に恵まれた、標高1271メートルにある中禅寺湖。ここの湖畔のミズナラの木立に囲まれた閑静な景観の中に、カナダ産の銘木をふんだんに使い建築され、リゾート感が溢れるロッジ風の外観を見せているのが中禅寺金谷ホテル。三階建ての全室から湖畔の絶景が楽しめるように設計されている。
 夕食は名門ホテルの雰囲気を漂わせるレストランでフランス料理が楽しめる。朝食は和洋のチョイスが出来るのがうれしい。
 全室に風呂は付いているが、ここでの楽しみは、浴衣で行ける温泉棟「空ぶろ」と名付けられたホテル専用の大浴場。日光湯元から引き込んだ硫黄を含み、白濁した良質のかけ流しの湯が浴槽から溢れている。ドアの外には周囲の景色を写したかのような緑色をした湯の露天風呂があり、昼は中禅寺湖、夜は満天の星空を眺めることが出来る。

中禅寺金谷ホテル中禅寺金谷ホテル中禅寺金谷ホテルの露天風呂
【写真:中禅寺金谷ホテル】
5月22日 栃木県・中禅寺湖~群馬県・わたらせ渓谷鉄道
 廃線となっていた路線、旧国鉄の足尾線をわたらせ渓谷鉄道が引き継ぎ復活させた。群馬県の桐生駅と栃木県の間藤駅まで44.1キロを走る鉄道路線で、
名前の通り、渡良瀬川上流の渓谷に沿って、ミニュチュアのようなディーゼルカーが変化に飛んだ渓谷美やのどかな山村の景色の中を、のんびり走っていく。沿線には童謡の「汽車ぽっぽ」を口づさみたくなるような景色が続く。
 路線途中にある素朴な駅の待合室や橋梁・トンネル・プラットホームなど38箇所が国の登録文化財に登録されている場所があり、鉄道ファンならずとも興味がつきない。ツアーでは足尾駅から神戸(ごうど)駅まで渓谷が見所の20分間のローカル線旅情を予定しています。
通勤通学の時間以外は、1時間に1本しか運行していない列車で、1車両のワンマン運行で希少価値のある鉄道ファン垂涎の旅です。
わたらせ渓谷鉄道通洞駅の駅舎
【写真:わたらせ渓谷鉄道と通洞駅の駅舎】

大阪国内旅行部 秘湯担当:森川 伸

◎関連コースをご覧ください↓↓↓↓
[関西圏発] No.5585 特集 貝掛(かいかけ)温泉と中禅寺金谷ホテル 

秘湯ツアーを満載した 小冊子「ゆけむり」は2ケ月に1回程度発行しておりますが、朝日旅行新聞やホームページでは秘湯ツアーの一部しか掲載しておりません。大阪支店では「温泉をお楽しみいただく」「宿への到着は早い目に、出発はゆっくり」「10~15名の少人数でゆったりした旅」などのコンセプトを持った秘湯の旅をご案内しております。「ゆけむり」ご希望の方は秘湯ツアーに登録していただくと1年間無料でお送りいたします。この機会にぜひご請求ください。

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投稿:朝日インタラクティブ