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機関誌「旅なかま」掲載記事など最新のトレンドがわかるブログ

旅のアクセント

2010年08月27日

【スタッフひろば】 対談 世界三大瀑布滝くらべ

タイトル 世界三大瀑布滝くらべ

〔本稿は会員誌『旅なかま』8月号に掲載されたものです〕

対談 世界三大瀑布滝くらべ !暑い日が続いております。今回は、読めば読むほど涼しくなる(?)滝のお話をご用意しました。 世界三大瀑布「イグアスの滝(南米)」「ビクトリアの滝(アフリカ)」「ナイアガラの滝(北米)」をすべて征覇したネイチャー(自然)系ツアー担当者の二人が語る滝の魅力。流れ落ちる水しぶき、轟音、霧煙…目を閉じてご想像ください!とっておきの「涼」をお届けします!

大和:まず最初に基本情報から。三大瀑布は「イグアスの滝」「ビクトリアの滝」「ナイアガラの滝」でそれぞれの幅が2.7km、1.7km、1kmとなっています。日本で最大の幅をもつのは鹿児島県の「曽木の滝」で210mですから、実際行ってみないとこの規模はちょっと想像できないです。
大島:私は初めて行った国外の滝は三大瀑布で一番小さいナイアガラだったのですが、それでもその迫力に驚愕しました。「霧の乙女号」というボートに乗って、滝つぼの近くまで行った時の吸い込まれそうな気持ちは、もう20年前・・・っていうと年がばれそうですけど・・・つい昨日のような感覚で覚えています。でもイグアスに行った時、「悪魔の喉笛」と呼ばれる落下点を見て、さらに地球の真ん中まで吸い込まれそうに。
大和多くの方はまずナイアガラが最初でしょうね。圧倒的な迫力があるのはイグアスですけど、私は3つのうち最後に訪れたのがビクトリアで、あのアフリカの大地のぽっかりあいた裂け目に水が落ちるというのを眼前にしたのがやっぱりインパクトがありましたね。周りが全部サバンナで、周りがジャングルのイグアスとも全然違った。
大島:確かに日本には大地の裂け目に水が落ちるっていうのはないですね。繊細で美しい滝はあるけれど。三大瀑布だと、美しいという点では、ナイアガラかな?迫力もあるけど、優雅さもあるというか。水は濁ってなくて、涼感あふれる感じ
大和:イグアスやビクトリアは、荒々しい。土を巻き込んで、グワーー!!って持ちあげるから、水が黄土色とか茶褐色。水量が多いから、あれだけの迫力がでるんですけどね。
大和水量、大事ですよね。お客様にもよく「どの時期が一番いいですか?」と聞かれますけど、どうでしょう。

滝の目の前! ダス・カタラタス・ホテル  イグアスの滝

[写真左:滝の目の前! ダス・カタラタス・ホテル] [写真右:イグアスの滝]

大島:私がイグアスに行った時は12月で、ちょうど大雨の後、やっぱり凄まじかった!でもイグアスの場合は、雨季乾季あるけど、乾季でもそんなに水量がなくならない。いつ行ってもいいかと。 ナイアガラも、上流のほうに調整湖のようなのがあって調節できるから、年間を通して割と安定しています。四季もあるカナダだから、それぞれの季節に合わせた滝が鑑賞できますよね。
大和:難しいのはビクトリアかもしれません。ここは雨季と乾季の差が激しい。 例えば、10月の南アフリカのジャカランダの花の季節は、滝の迫力は少しおさえめになってしまうかな?でも、プレトリアの街中が紫色に染まる情景はその時だけだし、捨てがたいですよね。それから動物サファリも乾季の方が水場が分散しないからいいけど、滝の水量が減ってしまう。一番水量があるのは4月〜7月くらいで、ナマクアランドが花盛りになる8月もギリギリかな?アフリカの場合、全てがベストシーズン!!という時期はなかなか難しくて…何が一番見たいか、によって決めていただきたいですね
大島:だから何度も行ってほしいと(笑)。
大和:そうですよ!本当に。シーズンによって表情が全然違いますから、ビクトリアは。
大島:でもそういう情報は、正直に正確にお客様にお伝えしたいですよね。
大和:そう。アフリカっていつも暑いようなイメージがあるけど、高地なんかは意外と寒い
大島:サッカーのワールドカップでも、寒そうでしたもんね。基本的には日本と季節が逆ですからね。イグアスの場合は基本的にはいつ行っても暑いから、よくオプショナルツアーであるボートで滝つぼに近づいて、思いっきりびしょびしょになっても寒くない。一応ポンチョみたいなのを着るけど、意味ないですよね(笑)
大和:ビクトリアだとそれはできないんですけど、すごくお薦めなオプショナルツアーがあって、空からヘリコプターで滝を一望するんですよ。幅が横に長くて大きすぎちゃうから、陸からみても全体像があまりみえてこない。陸からパーツパーツを見ておいて、最後に俯瞰するという。アフリカの空を飛んでいるというだけでも大興奮ですけど、大地の裂け目に流れ込んでいる滝の全景は絶対に忘れられない思い出になる。たまに虹まで見える事もあって、虹の上を飛ぶ体験なんてめったにできないから、感涙ものですね。
大島:虹ね!そうですね、滝見学の醍醐味ですよね。何重にもなったりして、思わずシャッター切ってしまう。
大和:そういえば、これプチ情報なんですけど、一眼レフみたいな大きいカメラなんか濡れちゃうじゃないですか。そういう時、シャンプーハットが便利。ホテルの部屋にだいたいあるけど、あれは重宝しますよ。ゴムもついてて着脱が楽ですし。
大島:それいいですね!写真の話がでましたけど、一番いいのは泊ってるホテルから滝が見えるとか、観光時間以外でもシャッターチャンスがあるといいですよね。ナイアガラの場合、ぜひ滝ビューのお部屋に泊っていただきたいんですよね。何故かというと夜はライトアップされるんですけど、滝があんなふうにライトアップされるなんてちょっとないですから。すごく幻想的です。 イグアスの場合は、滝の目の前にある唯一のホテル「ダス・カタラタス・ホテル」に泊らないと!何しろ滝の見える展望台まで走って8秒くらい!!滝の轟音を感じたまま過ごせるんですよね。
大和:ビクトリアはジンバブエだから、「なんか大丈夫?」って思われるんですけど、ここだけは治外法権というか、滝の為だけの5つ星ホテル。ヨーロッパのホテルにも負けてないくらい設備が充実しています。あと、必ずご案内するのが、ビクトリアの滝の元にあるザンベジ河のサンセットクルーズ。ボートから、ゆっくり沈む太陽を眺めていると、まわりに象とかカバとか動物のシルエットが…。これぞアフリカ!を体感できますよね。

ナイアガラの滝  可愛らしいナイアガラ・オン・ザ・レイクの街並

[写真左:ナイアガラの滝] [写真右:可愛らしいナイアガラ・オン・ザ・レイクの街並]

大島:滝だけを見にいくっていうことはないですから、そういう風に他に何を見られるかも重要かもしれないですね。滝が大迫力だから、他もインパクト大じゃないと。 ナイアガラは色々見られますよ。これからの季節だとメープル街道の紅葉とか、オーロラまで!それと、ナイアガラオンザレイクという街がすぐ側にあって、滝と違ってすごくこじんまりした可愛い街なんです。きれいな花時計があったり女性が「キャーッ♪」って喜びそうな。そこに、「世界一小さい」と言われる教会があるんです。畳二畳くらいかな?その写真私大切にとってあるんですけど、将来ここで結婚式をあげようって思ってた…未だ実現できてないけど(笑)。滝とともに印象に残る街ですね。 イグアスだと、インカ帝国やマチュピチュ遺跡など滝以外でも、一生に一度は行かなきゃっていう見どころばかり。
大和:要するにどの大陸にも足を踏み入れていただきたいですよね。お客様の中には、三大瀑布を制覇するためにツアーに参加するという方もいらっしゃいます。
大島:そうですね!アメリカ大陸から、遥かアフリカ大陸まで。三大瀑布を巡ると、ひととおり世界を周った気分になりますよ

滝の涼感と、企画者の熱い思い、どちらが伝わりましたでしょうか?皆さまも、言葉を失うほどの感動を求めて、ぜひ三大瀑布への旅へ!!

【出席者】
大島明未大和 大輔大島 明未(右) : 男性の多いネイチャーチームの貴重な女性スタッフ。「カナダ大使館のお手洗いがナイアガラの滝ばりに激しく流れる」という珍情報?をひろめたいらしい/編
大和 大輔(左): 添乗に行くたび、何人かわからないくらい黒くなって帰ってくる。知る人ぞ知る、ブラジル政府観光局公認のブラジルスペシャリスト。三大瀑布好きが高じて子供も3人に・・・(???)/編

投稿:朝日インタラクティブ