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機関誌「旅なかま」掲載記事など最新のトレンドがわかるブログ

旅のアクセント

2014年01月24日

世界の美術館を見てみよう! 2014年はロマネスク?それともビザンティン?

〔本稿は会員誌『旅なかま』2014年1月号に掲載されたものです〕
ご新規のお客様には見本誌を無料でお送り致しますので、こちらのフォームからお申込みください。その際、「旅なかま1月号希望」とご記入下さい。なお、部数に限りがございますので、お早めにお申込みください。

2014年は、世界の美術館を見てみよう!

ヨーロッパを旅する大きな魅力のひとつは、たくさんの本物の芸術に出会えることです。日本で行われる展覧会では決して伝わってこない、芸術とその芸術を育んだ文化の奥深さを、”本場”で味わってみましょう。
今年はどちらの美術館へお出かけでしょうか。”おすすめ”をいくつか挙げてみましょう。

スイスの美術館

日本・スイス国交樹立150年の記念年にスイスを訪れてみませんか。スイスには実にたくさんの美術館があります。首都ベルンには、パウル・クレーの作品を集約したパウル・クレー・センターやマティスやシャガールなど近・現代画が充実したベルン美術館があります。
チューリヒでは、ジャコメッティのコレクションやフランス印象派が揃うチューリヒ美術館、そして、世界有数の印象派コレクションで知られるビュールレコレクションへ。とても素敵な邸宅美術館ですが、数年後には、
コレクションをチューリヒ美術館に移すそうです。美術館ではありませんが、フラウミュンスターのシャガールのステンドグラスも必見です。また、チューリヒから近いヴィンタートゥールでは近・現代画を、
ルツェルンの美術館ではピカソのコレクションを楽しむことができます。バーゼルのバイエラー財団やパウル・クレー・センターは、レンゾ・ピアノが設計したことでも知られています。ユニークな建築も楽しみです。

記念年の画家たち

2014年に記念年を迎える画家に注目してみてはいかがでしょうか。
まず、ミケランジェロ(1475〜1564)が没後450年を迎え、同時にヴァザーリが創設した「フィレンツェ美術アカデミー」が創立450周年を迎えます。この2つを記念して、フィレンツェでは、ミケランジェロに関する展示会など、いくつかの行事が行われる予定です。
また、スペインでは、エル・グレコ(1541〜1614)が没後400年となります。エル・グレコが暮らしたトレドとマドリードで記念行事や特別展示会が行われます。
フランス人画家では、トゥールーズ=ロートレック(1864〜1901)が生誕150年、「農民画家」と呼ばれたジャン=フランソワ・ミレー(1814〜1875)が生誕200年を迎えます。

記念年の美術館

最後に、今年記念年を迎える美術館をご紹介します。開館250周年を迎えるのが、サンクト・ペテルブルクのエルミタージュ美術館です。美術ファンの方なら、せめて一度は訪れてみたい”憧れの美術館”でしょう。記念の年に訪れて、より深い思い出にしませんか。

(轟木 雅子)

レンゾ・ピアノ設計のパウル・クレー・センター(ベルン郊外)(写真提供:Wikimedia Commons) 邸宅美術館ビュールレ・コレクション(チューリヒ)(写真提供:Wikimedia Commons) ベルン美術館
 ホドラー「選ばれし者」 開館250周年を迎えるエルミタージュ美術館
2014年はロマネスク?それともビザンティン?

ロマネスクやビザンティンの聖堂をめぐる魅力は、田舎の景色に溶け込むような建物と、そこに施されたちょっと不思議で思わず見入ってしまう彫刻や壁画群、そして心安らぐ回廊の美しさなどでしょう。その土地に赴かないと鑑賞できないけれども、
憧れていた教会が見えて来た時の鼓動の高まり、写真で見た美しい回廊や彫刻を実際に目の当たりにした時の感動は忘れられない思い出になります。教会が建つ村や、
普通のツアーでは決して訪れることがないような田舎の風景にも心打たれます。そんな感動を求めて、今年も出掛けましょう。

フランスのロマネスクめぐり

ロマネスクと言えば、やっぱりフランス。昨年同様、ブルゴーニュとオーヴェルニュをめぐる「東フランス壮麗なるロマネスク紀行」、ロワール、ポワトゥー、リムーザン、そしてボルドーを訪ねる「西フランス魅惑のロマネスク紀行」、ロマネスクファン憧れのコンクからピレネー山脈周辺のロマネスクを探訪する「フランス秘境のロマネスク紀行」の3コースです。

スペインのロマネスクめぐり

フランスとは一味異なるスペインの素朴なロマネスクと、美しい田舎の風景を満喫してはいかがでしょうか。好評の「カスティーリャ・イ・レオンのロマネスク」に加え、「アラゴン・カタルーニャのロマネスク」が新登場します。フランスのポーからソンポール峠を越えてアラゴンへ。ハカを拠点にアラゴンのロマネスクを探訪します。さらに、カタルーニャ西部のロマネスク聖堂を訪れながらリェイダへ。最後はバルセロナに滞在します。

ビザンティンの聖堂めぐり

美しい壁画が多数残るバルカン半島を旅しませんか。「ビザンティン美術の至宝を訪ねて」では、ブルガリア、マケドニア、ギリシャ北部の聖堂を訪ねます。素晴らしい壁画群と美しい湖畔の町オフリドの風景を満喫できるコースです。今年は、新コース「セルビアとコソボの修道院めぐり」で、さらにビザンティン美術を掘り下げます。政情も落ち着いて、安全に旅行できるようになったコソボには優れた壁画が残る聖堂があり、世界遺産に登録されています。セルビアに残る多くの修道院聖堂とともにめぐってみましょう。2つの国の聖堂は、建築的にはロマネスクの影響が濃く伺えますが、
一歩中に入ると、ビザンティン壁画の世界が広がります。また、多くの修道院は、深い森の中に建てられていますので、美しい景色を眺めながら、素晴らしい聖堂を満喫する旅となります。
コーカサス地域の初期キリスト教建築を訪ねる2コース「アルメニア教会への旅」と「ビザンティンからグルジア正教へ」も好評です。

今年も、楽しく芸術を鑑賞しつつ、見聞を広げる旅、「美の旅」シリーズで、お出掛けください。

(轟木 雅子)

アラゴンのロマネスク サン・ファン・デ・ラ・ペーニャ修道院(写真提供:Wikimedia Commons) カスティーリャ・イ・レオンのロマネスク サン・ファン・デ・ドゥエロ 修道院回廊 
フランス・ピレネーのロマネスクサン・マルタン・デュ・カニグー修道院回廊 コソボのデチャニ修道院内部

◆関連ツアー◆
[首都圏発] 【美の旅】ドイツ・スイスの美術と古都を訪ねて
[首都圏発] 【美の旅】ビザンティン美術の至宝を訪ねて
[首都圏発] 【美の旅】東フランス壮麗なるロマネスク紀行
[首都圏発] 【美の旅】西フランス魅惑のロマネスク紀行
[首都圏発] 【美の旅】フランス秘境のロマネスク紀行
[首都圏発] 【美の旅】カスティーリャ・イ・レオンのロマネスク
[首都圏発] 【美の旅】アラゴン・カタルーニャのロマネスク<

投稿:朝日インタラクティブ