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機関誌「旅なかま」掲載記事など最新のトレンドがわかるブログ

旅のアクセント

2011年12月22日

[国内旅行・関西圏発] カシオペアの魅力を語る

今、大阪支店で特におすすめする豪華寝台特急「カシオペア」の旅。
4回の乗車経験、「鉄道ろまん」シリーズ監修の遠山 公にその魅力を聞きました。


「カシオペア」はあずましい

 札幌からの長旅を終えて「カシオペア」から上野駅14番線ホームに降り立った途端、
後ろの方で「あずましい」の声。振り返るとそこには爽やかな表情の中年女性の姿があった。
「あずましい」は関西人にはなじみの薄い言葉である。と言うよりは、むしろ「あつかましい」とか「あさましい」を連想するような、ネガティブな語感がある。しかし、津軽から北海道にかけては、まったく逆の「気持ちがよい」「満足だ」の意味で使われている。 まさに北海道の風とともに運ばれてきた言葉だったのである。
 それではカシオペアのどんな点があずましいのか…、

 
 1)すべて新造車である
 昭和63(1988)年青函トンネル開通と同時に登場した「北斗星」(上野〜札幌)や翌平成元年(1989)年に運転をはじめた「トワイライトエクスプレス」(大阪〜札幌)が、いずれも旧国鉄の改造車両を用いているのに対して「カシオペア」は寝台客車としては21年ぶりの新系列となるE26系の新造車を投入した。外観はオールステンレスに、5つの星の流れをイメージした5色の帯を引き、機動性と夢を感じさせるとともに台車などの改良により乗り心地を向上させた。12両編成である。

 2)オールA個室寝台の全車2階建て
 個室志向や豪華な旅へのニーズにこたえるため、全室ツインベッドとし、限られたスペースを有効にいかすため、2階建て構造とした。各室にはトイレ、洗面所のほかテレビモニターを設置している。大部分を占める8両はツインで、このほかに、展望室やメゾネットタイブのスイートとデラックスがあり、これらにはシャワーの設備もある。

 3)食堂車(ダイニングカー)の連結
 現在わが国で唯一の2階建て食堂車。フランス料理か懐石御膳の夕食と和洋の朝食が提供される。

 4)展望車(ラウンジカー)の連結
 上り列車(札幌発上野行き)では最後尾となる12号車(函館〜青森間は逆向のため機関車のすぐ後ろになる)がフリースペースの展望車。下り列車(上野発札幌行き)では青森〜函館間のみが最後尾でほかの大部分の区間では機関車のすぐ後ろになるため、展望は利かない。この車両は、下部に発電機などの機器を配置したのでハイデッカーとなり、後ろに向かって右側が1人用のソファーシート、左側にはロングシートが配置されて快適に展望が楽しめる。
 
 
さあ、あずましいカシオペアでレール旅に出かけましょう。

(国内旅行部・遠山 公)

★★★★★関連ツアー
[関西圏発] No.1092 カシオペアとトワイライトエクスプレス 札幌2泊付き 5日間
[関西圏発] No.1011 カシオペア&ザ・ウィンザーホテル洞爺 3日間

投稿:朝日インタラクティブ