出発地を選択してください。出発地はいつでも変更できます。
出発地を選択してください。
×
MENU

機関誌「旅なかま」掲載記事など最新のトレンドがわかるブログ

旅のアクセント

2013年10月30日

旅なかま11月号 〜西欧絵画の400年をたどる〜 エルミタージュ美術館

〔本稿は会員誌『旅なかま』年11月号に掲載されたものです〕
ご新規のお客様には見本誌を無料でお送り致しますので、こちらのフォームからお申込みください。その際、「旅なかま11月号希望」とご記入下さい。なお、部数に限りがございますので、お早めにお申込みください。

旅なかま11月号 〜西欧絵画の400年をたどる〜 エルミタージュ美術館
2014年3月30日発 皇帝たちの夢の結晶 エルミタージュ美術館徹底満喫7日間+モスクワ2日間
改めてエルミタージュ美術館とは

十八世紀、ロシア皇帝ピョートル大帝の命によって築かれた人工都市サンクト・ペテルブルクは、当時のヨーロッパの進んだ科学技術や文化を取り入れるために、バルト海に注ぐネヴァ川河口の湿地帯に建設されました。それはまさに「ヨーロッパへの窓」として、ヨーロッパに憧れた大帝の夢の都でありました。
町の中心の広場に建つモスグリーンのバロックの宮殿がエルミタージュ宮で、歴代皇帝たちの冬の宮殿(冬宮)として栄華を誇りました。これが現在のエルミタージュ美術館の本館となっています。
エルミタージュとは、フランス語で”隠者の庵”を意味し、女帝エカテリーナ2世が自ら蒐集した絵画を陳列するために建設した館(小エルミタージュ)を、フランスの啓蒙思想家ルソーの別荘に因んで「隠れ家」と名づけたのが始まりです。しかし、もともとのエルミタージュの絵画収集は、ピョートル大帝がオランダからレンブラント等の絵画117点を冬宮のために購入したのが始まりで、エカテリーナ2世の時代に、膨大な絵画・美術品のコレクションが加えられて、現在のエルミタージュ美術館の基礎となりました。
現在のエルミタージュ美術館は、「冬宮」「小エルミタージュ」「旧エルミタージュ」「新エルミタージュ」「エルミタージュ美術館」の5つの建物から成り、それらを繋げると長さが20Km以上に及ぶ膨大な広さの美術館です。400以上もの展示室に、300万点以上のコレクションの中から貴重な絵画・美術品が展示されている、大英博物館やルーヴル美術館にも劣らない、世界屈指の美術館となっています。
絵画だけに限りますと、ルネサンス美術から20世紀絵画まで16,000点以上を数えます。
たとえば、イタリア絵画ではダ・ヴィンチの『ブノワの聖母』『リッタの聖母』の貴重な2点をはじめ、ラファエロ、ティツィアーノ、カラヴァッジョ、そしてオランダ・フランドル絵画ではレンブラントの代表作『ダナエ』をはじめとした20点以上のコレクション、ルーベンス、ヴァン・ダイクなど、充実した展示となっています。また、スペイン絵画の3大巨匠、グレコ、ベラスケス、ゴヤの作品も見事です。そして何と言っても圧巻なのがルノワールやセザンヌをはじめとする膨大なフランス近代美術のコレクションです。これらは、ロシア革命の勃発により、海外に亡命した富豪たちのコレクションが美術館の所有となったもので、エルミタージュ・コレクションの大きな特色となっています。
エルミタージュ美術館の魅力は、これら膨大な美術作品が、公に使われた広間から皇帝たちの私的な空間に至る宮殿内に飾られていることです。単なる美術館というだけでなく、歴代皇帝や、貴族たちの繁栄と過酷な運命が秘められた美術館といえます。

(鹿野 眞澄)

マチスの代表作『ダンス』の前にて(エルミタージュ美術館)
元老院広場に建つピョートル大帝の騎馬像 

◆関連ツアー◆

[首都圏発] No.7775 エルミタージュセミナー【Aコース】 エルミタージュ美術館徹底満喫 7日間
[首都圏発] No.7776 エルミタージュセミナー【Bコース】 感動のエルミタージュとモスクワ探訪 9日間

投稿:朝日インタラクティブ