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機関誌「旅なかま」掲載記事など最新のトレンドがわかるブログ

旅のアクセント

2018年07月30日

旅なかまVol.293 美術史上最大、 空前絶後の「ブリューゲル展」を観る

〔本稿は会員誌『旅なかま』2018年Vol.293に掲載されたものです〕
ご新規のお客様には見本誌を無料でお送り致しますので、こちらのフォームからお申込みください。その際、「旅なかまVol.293希望」とご記入下さい。なお、部数に限りがございますので、お早めにお申込みください。

この秋のお奨め「美の旅」ブリューゲル没後450 年記念特別展 全絵画作品の7割が集結/美術史上最大、空前絶後の「ブリューゲル展」を観る

「バベルの塔」(ウィーン美術史美術館)

「雪中の狩人」(ウィーン美術史美術館)

「バベルの塔」(ロッテルダム ボイマンス・ヴァン・ベー二ンゲン美術館)

2019 年は「バベルの塔」などで知られる16 世紀フランドル美術を代表する最大の巨匠、ピーテル・ブリューゲル(父)の没後450 年にあたります。没後450 年を記念して、今秋、ウィーンの美術史美術館で美術史上最大の「ブリューゲル展」が開かれます。
その詳細な全貌はまだ公表されておりませんが、美術館は過去に例を見ない世界最大の画期的な「ブリューゲル展」になるだろうと発表しました。その展覧会はピーテル・ブリューゲルのみに焦点をあてたテーマ展で、美術史美術館の13 点を含む28 点の絵画、25 点のドローイング、30 点のグラフィック作品が出展されるといわれています。
ブリューゲル(父)の現存する絵画作品は1550 年代半ば頃から1568 年頃までの約10 年余の間に描かれた約40 点余りであることを考えると、28 点の絵画作品というのは画家の全作品の7割近い作品が集結することになり、「ブリューゲル展」としては過去最大であることは勿論のこと、一人の画家の展覧会としても美術史上最大ということになります。さらにブリューゲルの作品のほとんどは板絵のため搬送に細心の注意が必要ということもあり、これ程の作品が一堂に会することはまさに驚異で、今後二度と経験することがない「空前絶後のブリューゲル展」といえます。

ブリューゲルの特異性と面白さ

ブリューゲルは画家の一族を率いる巨匠であり、世界に多くのファンを持つ人気画家ですが、その特異な画風のため「ヒエロニムス・ボスの再来」と云われたり、近年では「農民画家」、「民衆画家」とも云われて来ました。しかし、ブリューゲル芸術にはフランドル美術の伝統である細密描写を継承する一方で、ルネサンス的視点とも異なる新しい独特な絵画世界が隠されています。
1560 年前後に描かれた初期のチョット不気味であるけれども、ユーモラスで楽しい作品から、1562 年に描かれた「反逆天使の墜落」、「死の勝利」といったボス風の怪奇・奇想作品群を経て、1563 年の「バベルの塔」以降、画家独自の世界が深まって行きます。
ブリューゲルは「肖像画を描かない希有な画家」として知られ、言い換えれば、「単独で一人の人物を描かず、農民、群衆、複数の人間を描く」画家であり、「作品のテーマを隠して表現する」画家であり、「一つの画面の中に相反する世界、非日常的な事件と大いなる日常の世界を並存させて描く」画家であり、そして、その二つの世界を少し離れた処からじっと見ている「うしろ姿の画家」とも云われる画家です。
何故そうなのか、その謎解きこそブリューゲル芸術の最大の面白さであり、それが画家の真のテーマであるかも知れません。
この秋の「ブリューゲル没後450 年記念特別展見学の旅」に是非ご期待ください。

ブリューゲル没後450 年記念企画 空前絶後のブリューゲル展見学
「ブリューゲルのスペシャルな絵画世界を訪ねて 8日間」

出発日:11 月12 日、11 月26 日発
旅行代金:388,000 円(予定)
主な見学美術館: ブダペスト国立西洋美術館(10 月31 日に4年ぶりにリニューアル・オープン)、ウィーン美術史美術館(特別展見学)、ウィーン造形美術アカデミー、アルベルティーナ美術館(常設展の他、モネ作品100 点が展示される「モネ回顧展」も見学)
*詳細はこちらからどうぞ。両出発日とも催行決定間近です(羽田発)!

関空出発もございます。

「洗礼者ヨハネの説教」
(ブダペスト国立西洋美術館)

「洗礼者ヨハネの説教」
(ブダペスト国立西洋美術館)

「パウロの回心」
(ウィーン美術史美術館)

2019 年3月18 日(月)に「ウフィッツィ美術館」を貸し切り見学!

贅沢な時間 名画の前で静かに鑑賞を

ボッティチェリ作「プリマヴェーラ(春)

朝日旅行では、来年3月18 日(月)に、美術館の休館日にウフィッツィ美術館の貸切見学をします。これまで、弊社ではバチカンのシスティーナ礼拝堂、ローマのボルゲーゼ美術館、ミラノのサンタマリア・デッレ・グラツィエ教会などの貸切見学ツアーを実施し、多くのお客様より好評をいただいて参りました。今回は、ルネサンス絵画の殿堂ウフィッツィ美術館を貸し切り、ルネサンスの数々の名画をゆったりした中で鑑賞していただきます。
2019年はレオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年にあたり、ダ・ヴィンチを始め、何かとルネサンス絵画が一際注目される一年となることと思われます。ウフィッツィ美術館は、ダ・ヴィンチの3作品(2018 年6月現在)の他、初期ルネサンスのジョットーから、盛期ルネサンスのボッティチェリ、ラファエロ、ミケランジェロ、そしてティツィアーノを始めとするヴェネチア絵画やカラヴァッジョなどのバロック絵画までイタリア絵画の最高芸術を収集する美術館です。貸切をして少人数でゆっくりと鑑賞するにふさわしい美術館であり、この度の計画となりました。
ウフィツィ美術館はコの字形で2階と3階に分かれ、ここ3~4年、絵画の展示も大幅に変わり、巨匠の絵画が3階から2階に移り、たとえば、ダ・ヴィンチの3点だけを展示する特別室やティツィアーノの部屋、ボッティチェリの作品もレイアウトが変わり、スペースが広くなった分、ゆったり鑑賞していただけます。また、かつて館内の写真撮影は禁止されていましたが、自由に撮影ができるようになりました。(フラッシュ撮影は禁止)
そして、貸切見学の直前には同美術館内で、ルネサンス絵画の専門家・塚本博先生による事前レクチャーが予定されています。すでに見学された方でもまた訪れる価値のあるツアーと言えます。
特別貸切見学を記念して、9/21(金)に記念講演会を開催いたします。詳細はこちらからどうぞ

「ダ・ヴィンチを追いかけて」と「トスカーナ・美の巡行」

来年の「ダ・ヴィンチ没後500 年」に先立ち、「ダ・ヴィンチを追いかけて」では画家が生まれ育った故郷トスカーナの村からダ・ヴィンチが活躍したフィレンツェとミラノ、そしてパリのルーヴル美術館や終焉の地となったフランスのロワールのシャトーを巡り、ダ・ヴィンチの名画とともにその足跡を辿ります。
「トスカーナ・美の巡行」では名画にも描かれたトスカーナの美しい田園風景を楽しみながら、フィリッポ・リッピのフレスコ画連作、ピエロ・デラ・フランチェスカの最高傑作「聖十字架伝説」を始めとする名作の数々、美しいオルチャ渓谷やロマネスク聖堂などを巡ります。
そして、両コースとも「モナ・リザ」のモデルとされるゲラルディーニ家のリサ誕生のシャトーでキャンティ・クラシコの銘酒「カステロ・ディ・モナリザ」と料理を楽しむのも爽快です。

ダ・ヴィンチのアトリエ
(フランス・アンボワーズ クロ・リュセ城)

「ダ・ヴィンチを追いかけて」のツアー詳細は、こちらからどうぞ。催行決定間近です!

「トスカーナ・美の巡行」のツアー詳細はこちらからどうぞ。催行決定しています!

投稿:首都圏発海外旅行担当