朝日サンツアーズ
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旅なかま 2月号

アルプスで「時」を楽しむアルプスで「時」を楽しむアルプスで「時」を楽しむ


アルプスへの想い 写真家:小川 清美

 朝日サンツアーズで私が同行する撮影旅行を始めたのが1995年の夏からです。今でも撮影旅行を共にしているお客様が何人かおります。振り返ってみるとそのころの朝日サンツアーズでは、スイスアルプスハイキングを担当する社員は1人しかいなかったと思います。どうにかしてスイスアルプスハイキングを商品として確立しようと必死でしたが、不思議とイベントやツアーは皆様のおかげで成功することができました。そのスイスアルプスの撮影旅行やハイキングも、今年で11年目を迎えますが、アッと言う間の出来事でした。その間、毎夏行っておりますツアー以外にも、冬の撮影旅行を3回、秋にも1回行なうことができました。そして今年は初めて春のスイスアルプスにもお客様をお連れすることが出来そうです。毎年同じ様な所に撮影旅行に行っていますが、いつも違う表情を見せてくれるスイスアルプスは魅力的です。スイスアルプスに「一度行ったからもう行かない」と言う方がいますがそれは間違いです。季節を変えたり行く場所を変えたりして、2度、3度と行ってみてください。そのうちに本当の良さがわかってくるはずです。朝日サンツアーズも私と共にスイスアルプスのハイキングツアーを始めて11年が経ちます。たくさんの方々に支えられたおかげで、今ではスイスアルプスのハイキングを、安心して皆様に提供することができるようになったはずです。企画担当する社員も増え、御一緒する添乗員もみんなスペシャリストになりました。今年の夏もすばらしいスイスアルプスの企画がいっぱいです。すてきな時をスイスで、ゆっくりとのんびりとお過ごしください。




歩くアルプスハイキング私達が自らの足で「歩く旅」にこだわるのは、その時間の楽しみ方にあります。バスや列車の旅は、それなりの風情もありそれはそれですばらしいものですが、自分の足で移動する旅は、次々に目に入る景色も変わることもなく、いろいろなものを程よく味わいながら、かみ締めながら、そう、時を楽しみながら旅が出来ます。「歩く」ことによって発見できることはたくさんあります。
 アルプスを「歩く」コースにはいくつかのこだわりを持っています。
まずひとつは、「時間的な余裕を持つ」です。アルプスを歩く、つまり山歩きというとA地点からB地点への単なる移動と取られがちですが、例えばコースを歩く時間を通常の1・5倍取れば、普通に歩いていたら見逃してしまうようなことも、充分見つけることが出来ます。次は、そうした新しい発見を手助けしてくれる現地ガイドです。日本の旅行会社の中には費用もかかるガイドを雇わずにハイキングツアーを行っている会社もあるようですが、きちんとしたガイドが付くと付かないのでは、安全面はもちろんのこと、そのコースの中で得られるものは雲泥の差があります。
アルプス「アルプスを歩く」というとイコールハイキング、山歩きとそれだけで顔をしかめる方もいらっしゃるでしょうが、ぜひ一度トライしてください。アルプスの場合、山歩きはいわゆるハイカーだけのものではありません。アルプスを少しでも歩いた方ならお気づきになられたでしょうか、山を歩いてる人々の多彩なスタイルに少なからず驚かされます。老若男女、老いも若きもそれぞれのスタイルで山歩きを楽しんでいます。本格的な重装備登山から一般ハイカー、水着姿の女性、若いカップルのデート、お散歩姿まで、およそ日本の山で見られる光景とは異なるものです。それぞれの人が、それぞれのアルプス、それぞれの時を楽しんでいる。それは何故か?それはやはりアルプスの懐の大きさでしょう。ゴンドラやリフト、登山列車が整備されてるおかげで、ほんのちょっとしたお散歩から、本格的な登山まで訪れたものは、自分に合ったものをアルプスは選ばさせてくれるからです。
 アルプスに足を運ばれたら、時間があれば僅かでもいいから歩いてほしいと思います。それが数分でも構いません。バスの車窓から見えなかったものがきっと見つけられるはずです。朝日サンツアーズでは、あらゆる?アルプスを歩く」をご用意して皆さんをお待ちしています。

シュタイン・アム・ライン 山はもちろん、スイスの魅力は街にもぎっしり詰まっています。山々をバックにする街、河の流れの辺の街……。その雄大な景色を背景とした街々では、歩けば歩くほど発見と感動に出会えることうけあいです。
 ライン河のほとりのシュタイン・アム・ラインは、200メートルも歩けば終わってしまうような小さな街ながら、その家並みに美しい壁画が施されていて、訪れる人々の目を楽しませています。もともとは魔よけのために描かれたといわれていますが、その題材は様々。ひとつひとつ見ていったら本当に一日歩いても飽きません。歩き疲れたら、所々にある噴水(ベルンの噴水が有名ですが、どの街にもあるのです)に少し腰掛けて休憩を。お土産を探してお店に入ってお気に入りのものを見つけたり、レストランで相席した見知らぬ人にとっておきの地元スポットを教えてもらったり……。歩くほどにこのメルヘンの世界に迷い込んでいきます。街歩きはその街そのものと、街に暮らす人との出会い。とっておきの出会いが待っています。

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