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旅なかま 11・12月号

ピュアな水と空気の島 タスマニア
ピュアな水と空気の島 タスマニア
ピュアな水と空気の島 タスマニア

 タスマニアはオーストラリアで一番小さな州でオーストラリア最大の島。その大きさは北海道より少し小さいくらい。島の中央はユネスコの世界遺産にも登録されている大森林帯。島の風景としては北海道の富良野の丘の向うに屋久島の森があるという感じです。
 タスマニアは世界で最もピュアな空気とよく言われる。それは飛行機がタスマニアの空港について扉が開いたとき、そのユーカリの香りを含んだ空気を吸い込むと実感できます。
 タスマニアはシーフードや乳製品、肉、ワインなどあらゆる食材が美味しい。そのタスマニアが一番美味しいものは?と聞かれたら僕は迷わず「空気!」と答えるでしょう。またタスマニアは四季の移ろいが美しい。地元の人が「一日に四季がある。」と言うくらい天気の変化が激しい。それもここの魅力のひとつ。よく雨が降ると旅行者は「あー残念」と言うが、雨や雪が降ったときこそ、ここの森は一番美しい。森の中を雨の朝や午後歩いていると、木とコケの香りが素晴らしい。そしてそんな時僕は森の精霊がいる感じがします。
 森を歩きつかれたらロッヂの暖炉にあたり、よく冷えたタスマニアのシャルドネやビールを飲みながら本を読んだり、友人とおしゃべりをしたり。そして何よりも炎と森を見ながら「ボーっと」してください。その時皆さんは本当のタスマニアを知り、森の精霊たちと対話ができるはずです。そして少しシャイで人なつっこいタジー(タスマニア人)が話しかけてきたら元気に「G]day」と返事をして下さい。
―タスマニアは―そんな旅ができる場所です。
マウントフィールド国立公園
クレイドルマウンテンタ景
タスマニア北部ショフィールド郊外



相原正明

相原正明 氏 (写真家)

1958年東京都出身。学生時代よりドキュメンタリー、動物、スポーツなどを撮影する。卒業後、広告代理店に勤務。1988年退社。オートバイによるオーストラリア単独ツーリングに向かい、彼の地にて大陸とネイチャーフォトの虜になる。現在、1年のうち2〜3ヶ月はアウトバック(オーストラリアの荒野)で撮影をしている。これまでオーストラリア大陸を旅した距離は18万キロに及ぶ。現在、フレンドオブタスマニア(観光親善大使)を務める。アサヒペンタックス登録プロ作家、ニコンプロフェッショナルサービス会員。今年6月タスマニア写真集「静かな場所」を発売。


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