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添乗員による最新の添乗報告

添乗員ブログ

2018年12月21日

研修レポート:南ポーランドでクリスマス三昧

今年も早いもので残すところあと僅かとなりました。街はクリスマスの飾りで賑やかになってきましたね。

12月上旬にポーランド研修へ行ってまいりましたのでレポートをさせていただきます。現地はちょうどクリスマスシーズンで、きらびやかなクリスマスマーケットも視察してきました。

▼1日目 天気:曇り時々晴れ 気温:1℃/-5℃

成田空港よりポーランド航空LO80便にてワルシャワへ。空港にて、乗り継ぎクラクフへ向かいます。ワルシャワ空港の乗り継ぎは非常にシンプルなのでスムーズにゲートに到着することができました。

ノボテルシティウエストクラクフへチェックイン。部屋は広く快適で、バスタブ付きです。2年前ほどに全室リニューアルしたとのことで、設備は新しく綺麗でした。旧市街までは少し距離がありますが無料のシャトルバスで市内中心部まで行くことが可能です。

 

 

▼2日目 天気:晴れ 気温:6℃/1℃

ホテルを出発し、カジミエシュ地区を徒歩見学。14世紀にカジミエシュ大王がユダヤ人保護を図り、多くのユダヤ人がこの地区に移り込み、発展した街です。スタラシナゴーグやレームシナゴーグなどいくつかのシナゴーグの外観を見学しました。

 

 

その後、クラクフ国立博物館へ入場見学をいたしました。まずはヴィスピアンスキの特別展へ。スタニスワフ・ヴィスピアンスキ(1869〜1907)はクラクフのモダニズムを代表する有名な画家で、作家、詩人、建築家でもあった多彩な才能の持ち主でした。ポーランドズウォティの旧札では10000ズウォティ札の顔にもなっています。

 

2階にあるレオナルド・ダ・ヴィンチの名画「白貂を抱く貴婦人」も鑑賞いたしました。以前はポーランド文化・国会遺産省所蔵品としてチャルトリスキ美術館に保存されていましたが、来年の2019年11月末まではこちらでご覧いただけます。

その後、ヴァヴェル城内部ヴァヴェル大聖堂を見学いたしました。歴代のポーランド王の居城として名高い美しい城です。ヴァヴェル大聖堂は14世紀から18世紀までポーランド国王の戴冠式を執り行った大聖堂であり。国王の墓所でもあります。北側にジグムントの塔があり、最上階にポーランド最大の鐘が吊るされています。狭く急な階段を登る必要がありますが、上からの眺めは格別です。

 

 

ランチはクリスマスの伝統料理をアレンジしたもので、ピェロギやニシン、キャベツロール、キノコのスープ、鯉のフライとチーズケーキをいただきました。カトリックのクリスマスイブの伝統的なディナーは、肉料理は食べません。カトリックの国では、キリストが生まれてくる前日は、肉を食べてはいけなかったという習慣が今も残っています。

 

 

クラクフ中央広場へ移動し、聖マリア教会を内部見学いたしました。1222年に造られたゴシック様式の建造物で、祭壇の中央には聖母マリアの被昇天の様子が描かれています。ステンドガラスや聖堂内の芸術品はどれも美しく、静謐な雰囲気を感じ取れます。その後は、織物会館クリスマスマーケットを見学しました。木の樽のような形状のお店のGrzaniec Galicyjskiというグリューワインが人気で何店舗か出店されており、おすすめです。

  

 

▼3日目 天気:曇り時々雨 気温:3℃/2℃

車で約1時間45分ほどかけて、ザリピエ村へ到着しました。ザリピエ村は人口750名ほどの小さな村でザリピエ模様と呼ばれる花柄のペイント施された可愛らしい家並みで有名です。博物館として公開されている女流ペイントアーチストの家で見学とワークショップを行いました。ワークショップの内容は羽子板のような木製の材料に筆で花柄の模様を描くというものです。出来上がったものは持ち帰ることができます。

  

 

その後、車で2時間ほどかけ、クロスノに到着。人口は約5万人ほどで、町の中心にあるクロスノ社は1923年国営工場として設立された、歴史あるポーランド最大のガラス工場です。熟練工による手吹きガラスの生産が特徴で、国際規格ISO9002取得の技術力と品質は世界一を誇っています。イギリス王室・バッキンガム宮殿で使用され、また世界中の有名百貨店や専門店に数多く出荷されています。まずガラス細工の簡単な体験をしました。長い棒で息を吹き込みガラス細工を膨らませるといったことが体験できます。職人が実際にガラス細工を加工している現場を見学し、シアタールームにて街の歴史の映画を鑑賞しました。最後はクリスタルガラスなどのショップの見学をしました。

 

▼4日目 天気:曇りのち雨 気温:6℃/−1℃

クラクフの南東部に広がる美しい山岳地帯、南部マウォポルスカへ移動。15世紀に建造された木造教会群が今でも50ほど残っており、なかでも状態の良い6つの町や村の教会は世界遺産に登録されています。そのうちのハチュフの聖母被昇天教会とビナロヴァの木造教会を見学いたしました。ビナロヴァの木造教会である聖大天使ミカエル教会は内部装飾が非常に美しく、新約聖書の様々な場面が連作で描かれています。内部に描かれている絵画は現在少しずつ補修をしており、良い保存状態をキープしています。

 

 

▼5日目 天気:曇りのち晴れ 気温:2℃/−1℃

ケーブルカーにてグバウフカ(ザコパネ市内の小高い丘)に登りました。グパウフカは標高1,123mです。屋台も並んでおり、カフェで休憩も可能です。

 

 

シロンスク地方へ移動し、ジヴィエツビール製造博物館を見学いたしました。博物館内では創業からの歴史を知ることができ、最後にはビールの試飲ができます。

 

 

▼6日目 天気:曇りのち晴れ 気温:2℃/−3℃

ビエルスコ・ビャーワ市内にある博物館の内部見学をいたしました。かつてオーストリアハンガリー帝国の名残が残った貴族の館で内部には多くの絵画や彫刻品を見学しました。

プシチナへ移動し、プシチナ城博物館の内部見学です。現在改装中でしたが特別に中の見学をさせてくれました。実際に富裕な大貴族が戦時中まで住んでいた大規模な館で、内装やインテリアに関してもここまで保存状態が良いものはポーランドにおいては希少です。元々は城塞的な役割を持った建築であったことからポーランド語では城(Zamek)と呼ばれています。かつてのプロイセン貴族プロムニツ家の城で、建築当初の平凡な中世の城に改築を行い優美なルネサンス様式になりました。大戦中から戦後にかけてポーランド国内の多くの宮殿や城は戦災や略奪などの被害を受けましたが、プシチナ城は第2次世界大戦中もほぼ無被害で残り、1946年からは博物館として公開されています。ヨーロッパバイソン園も近くにあり、見学することも可能です。

 

 

ザブジェにてシロンスク地方味街道の中に選ばれたレストランで昼食。ポーランド名物のジュレックスープなどをいただきました。

 

タルノフスキェ・グリ銀鉱跡へ。2017年に「タルノフスキェ・グルィの船・銀・亜鉛鉱山とその地下水管理システム」として世界遺産に登録された場所です。地下に広がる銀山遺跡の坑道や地下空間をボートで進み、その歴史を体系的に知ることができます。日本における石見銀山とは同じ銀山として協力関係にあります。

 

 

そのあと、カトヴィツェへ移動し、ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団によるコンサート 「グレツキ・ペンデレツキ音楽祭」 を視察しました。施設は非常に広く、音響も高評価を得ているコンサートホールです。プログラムは現代音楽で、多くの観客がコンサートに来ていました。

 

 

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この記事の投稿者 池田拓也