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日々業務に励むスタッフによる最新ブログ

耳より情報

2015年07月14日

視察レポート 知られざるラオス南部 前編

先日ラオス南部に視察に行ってまいりましたのでご報告いたします。

クルーズ船「ワットプー号」

この視察の第一の目的はメコン川のクルーズ船「ワットプー号」。

世界遺産の名を頂くこの船は、その世界遺産ワットプー遺跡の他に、メコン川に約4,000千もの島が点在するラオス最南端の秘境シーパンドン地方など、知られざるラオス南部を2泊3日で巡るクルーズ船です。フランス等ヨーロッパでは人気が高まっていながらも、日本にはまだあまり紹介されていません。船のマネージャーに聞いたところ、この12月に催行決定している朝日旅行大阪支店のツアーが日本で初めてのツアーだそうです。

ワットプー号 ワットプー号デッキ・レストラン

 

主な訪問地はまず世界遺産ワットプー遺跡です。有名なアンコール遺跡群を築いたヒンズー教のクメール王国によって10~11世紀頃に建設されましたが、アンコール遺跡群のように完全に廃墟となってジャングルに埋もれ、後の時代に発見されたのではなく、中世にラーンサーン王朝によって仏教寺院となったことが大きな違いです。今でもラオスの人々の信仰を集めている聖なる場所です。

そしてもう一つの訪問地、ラオス最南端、カンボジアとの国境に位置するシーパンドン地方は、メコン川に大小約4,000千もの島々が点在し、複数の滝があります。悠々と流れるメコン川が、唯一荒々しい姿を見せる場所でもあります。最も有名なのはラオスのナイアガラとも称されるコーンパペン瀑布。水煙とともに轟音をあげる迫力、メコンのもう一つの表情を知ることができました。

世界遺産ワットプー遺跡 シーパンドン地方 コーンパペン瀑布

世界遺産ワットプー遺跡         シーパンドン地方・コーンパペン瀑布

またワットプー号はそれ以外に名もない村にも立ち寄ります。

ラオスは最貧国の一つとされていますが、田舎の村では米や野菜を育て、魚を獲り、高床式住居の下の日陰に家族が楽しそうに集っています。屈託のない笑顔をみせる子供らを見ていると、豊かさと貧しさ、幸せとは一体何だろうか、とちょっと考えさせられました。

村の子供たち 村の子供

 

木材運搬船を改造し、現在フランスとラオスの合弁会社によって運営されているこの「ワットプー号」は、約80トン、全長34m、全幅7,5mという小さな船ですが、ピカピカに磨かれたチーク材をふんだんに使った船内はシックな雰囲気で、キャビンの数はたった12部屋。最大でも20名程度という何とも贅沢な少人数の船旅が楽しめます。

気になるキャビンですが、船が小さいだけに正直なところキャビンも広くはありません。それでも全ての部屋がツインベッド(Lの字に並んでいる)、エアコン、クロゼット、シャワー、洗面台、トイレが完備しており、決して大型船のように豪華なわけではありませんが、チーク材を使ったレトロな雰囲気。ラオス南部という秘境にして充分な設備でした。

ワットプー号 キャビン デッキにて

 

ラオスは経済的に立ち遅れており、まだ観光化も進んでいないため、同じ川でもベトナムやカンボジアに比べて、ラオスのメコン川は本当に静かでした。夜は川岸近くで停泊しますが、星空のもと人工的な明かりはほとんど無く、聞こえてくるのは虫やふくろう、猿の声だけ。川岸を良く見ると蛍の光が見えました。この時の乗客はたった4人。ビールやワインを片手にデッキのソファにて寛いでいると、この4人でメコン川を独り占めしたような、なんとも贅沢な気分になった夜でした。個人的には、これぞクルーズ船「ワットプー号」の醍醐味でした。

メコンの夕暮れ 夕暮れのデッキバー

 

旅で楽しみなのがやはり食事ですが、この船のお食事はヨーロッパ人、とりわけ多いフランス人の舌に合うようにアレンジされているラオス料理。やさしい味付けで日本人の私も満足、こんな秘境で洗練されたお料理を食べられるとは思いませんでした。写真のお洒落な籠に入ったものは、カオニャオというもち米。日本人には親しみやすいですね。朝食のバゲットとオムレツもなかなか。船のレストランはデッキにありますので、メコン川のパノラマを見ながら、メコン川のさわやかな風に吹かれながら、という最高のおかずの味が加わっていたのかもしれませんね。

 

食事例 朝食例

 

ワットプー号はたった10人ほどのスタッフでしたが、かえって家族的な雰囲気でした。はにかんだ笑顔でお料理を持ってきてくれたり、観光地では熱心にガイドをしてくれたり、船に戻ると冷たいおしぼりとジュースを用意してくれたり、早朝にはチーク材の床をきれいにしていてくれたり、とても心温まるサービスでした。

ウェイター ウェイトレス

 

スタッフ一同

後編に続く・・・                               大阪支店・深尾重典

※写真は視察時の撮影以外、クルーズ船提供のものあります。

視察したクルーズのツアーはこちら ↓
癒しの国ラオスとメコン川秘境クルーズ 8日間

後編へ・・・
視察レポート 知られざるラオス南部 後編はこちら

投稿:大阪発海外旅行担当