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機関誌「旅なかま」掲載記事など最新のトレンドがわかるブログ

旅のアクセント

2011年08月23日

〔国内・首都圏発〕 美味しい休日・武蔵野の自然と溶け合うやさしい精進料理

三光院(東京・小金井)
[本稿は『朝日旅行 首都圏版・神奈川版』8月22日号に掲載されたものです]

 新宿から電車で約20分とは思えないほど、静寂で凛とした空気をまとった東京・小金井市の三光院。昭和9年に、京都嵯峨野の曇華院から招かれた米田租栄禅尼によって開かれた臨済宗の尼寺では、室町時代から受け継がれてきた「京都竹之御所流」精進料理を楽しむことができます。
 お食事をいただく十月堂で、まず最初に供されるのが最中と抹茶。「お客様が到着する頃合いを見計らって」餡を詰める最中と香り高い抹茶には、やさしい“おもてなし”の心が感じられます。「四季折々の素材の、自然な旨みや香りを丁寧に引き出し、 一 つひとつの素材の持ち味をすべて生かしきるのが精進料理です」と話すのは、竹之御所流の後継者として精進料理教室なども開催している西井香春さん。季節感を大切にした献立は、その時ごとの味
わいで訪れる人を楽しませてくれます。この日は、大和芋ののり巻きや高野豆腐、胡麻と生醤油で柔らかく仕上げたゴボウ、カボチャが盛られたお煮しめに続き、濃厚な旨みのごま豆腐、押しキュウリ、おなすの枝豆和えといった一汁五菜を堪能しました。素材そのものの潔い味わいは、 一度口にすればきっと驚かされるはずです。

                             文・源川暢子(みながわ のぶこ)
                             〈プロフィール〉フリーライター・エディター。料理の専門誌、単行本等で執筆。

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料理写真と三光院

投稿:朝日インタラクティブ