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機関誌「旅なかま」掲載記事など最新のトレンドがわかるブログ

旅のアクセント

2020年01月08日

《特集》明智光秀ー歴史学者・小和田泰経氏と辿る稀代の名将の足跡と生涯

明智光秀 歴史学者・小和田泰経氏と辿る
稀代の名将の足跡と生涯

日本史上の大きな謎、世紀の大謀反ともいえる本能寺の変。主君を討った反逆者として語られることの多い明智光秀とはいかなる人物であったのか。
今あらためて光秀の足跡を辿り、その数奇な生涯と人物像に迫る。

 

謎だらけの幼少期〜青年期


織田信長に仕官するまでの光秀には謎が多い。出生地は岐阜県可児市の明智城とする説があれば、大垣市や近江国だとする説もある。父親もまた然りで、美濃源氏の土岐氏支流の明智氏とされてはいるが、名前は明智光綱、光国などこれまた諸説ある。生年についても同様で、説によっては実に20年余りも開きがあるのだ。つまり出自は不明ということになる。

美濃国あたりで幼少期を過ごした光秀は、後に斎藤道三に仕えるも、長良川の戦いで父である道三を破った斎藤義龍によって明智城に攻め入られた。本拠を失った光秀は、越前国の朝倉義景を頼って移り住んだとされている。越前における光秀の拠点は、現在明智神社として祀られており、後に細川忠興の正室となった三女、明智玉(=ガラシャ)もここ越前で生まれたと考えられている。

 

信長との接点〜織田家直臣へ


室町幕府第13代将軍足利義輝の死後、後に第15代将軍となる足利義昭は、各地の武将の助力を取り付け上洛の機会を窺っていた。一進一退の経緯を経て越前国に移り、朝倉義景に助力を求めた義昭に織田信長を推して仲介したのが、当時義景の家臣であった光秀である。

光秀が義昭と信長両属の家臣として上洛した翌年(1569年)、信長の留守中に、14代将軍足利義栄を推す勢力に急襲されるが(=本国寺の変)、畿内各地からの援軍を擁してこれを討ち破った。これにより信長は、本国寺よりも強固な拠点として二条城を造営することとなる。

木下秀吉(=後の羽柴秀吉)らとともに信長治下の京都で政務を執っていた光秀は、後の比叡山焼き討ち(1571年)でも武功を挙げ、信長より近江国の滋賀郡を与えられた(義昭と袂を分かち、信長の直臣となったのもこの頃とされる)。

滋賀郡を得た光秀は坂本城を築城し、本願寺勢が籠もっていた今堅田城を攻略するなど、以降も武功を重ね、出世街道を歩むことになる。

 

生涯の頂点から本能寺の変へ


福知山城

数々の功績を挙げた光秀は、1575年7月、朝廷から惟任日向守の称号を賜り、信長からの信頼も絶大なものとなっていた。同年、信長から命ぜられた丹波攻めでは、別の命によりさらに各地を転戦して武功を重ねながら、2年後の1577年には亀山城を攻略。なおも転戦を続けながら、最終局面で八上城、そして黒井城を落とし、ついには丹波国、さらには丹後国の平定をも成し遂げた。最初に信長の命を受けてから実に4年後の1579年のことであった。

これには信長も絶賛するしかなく、翌1580年、攻略した丹波国を光秀に与えた。光秀は亀山城と周山城を修築、横山城を福知山城と改名し、黒井城には家老の斎藤利三を、そして福知山城には重臣の明智秀満を入城させるなど、まさに武将として絶頂期にあったといえる。さらに翌年の1581年には、責任者に任命された京都御馬揃えも成功させ、その生涯においても頂点を極めていたと考えられる。実際に、信長からは絶大な信頼を得、光秀もまた心から信長を崇敬している様子が当時の記録にも残されているのだが…

日本史上最大の謀反であり謎とされる本能寺の変が起きるのは、翌1582年6月のことであった。

※画像は全てイメージです。

 

★関連ツアー★

同行解説 小和田泰経氏(歴史学者)
特別講演会 『明智光秀の謎』

今回特別にご案内いただくのは、歴史学者の小和田泰経氏。日本中世史を専門とする小和田氏は、戦国武将や城郭、合戦に詳しく、メディアをはじめ各方面で活躍しています。ツアーでは、謎に満ちた明智光秀の前半生から絶頂期、そして本能寺の変に至る生涯を、ゆかりの地を巡りながら詳しく解説します。
『明智光秀の謎』と題した特別講演では、諸説ある人物像や本能寺の変に至る要因など、謎多き稀代の武将について学びます。

■小和田 泰経(おわだ・やすつね)■
《プロフィール》1972年生。静岡英和学院大学講師。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期退学。専門は日本中世史。主な著書に『戦国合戦史事典 存亡を懸けた戦国864の戦い』(新紀元社)、『信長戦国歴史検定』(学習研究社)、『別冊太陽 歴史ムック〈徹底的に歩く〉織田信長天下布武の足跡』(平凡社)など多数。2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」に資料提供として参加している。

 

ツアー詳細・ご予約は以下より♪

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「《特集》明智光秀 歴史学者・小和田泰経氏と辿る稀代の名将の足跡と生涯」は、2020年1月発行「総合パンフレット」に掲載しています。

パンフレットをご請求ください。デジタルパンフレットもご覧いただけます(※1月10日以降より請求、ご覧いただけます)。

◎首都圏版はこちらより

◎関西版はこちらより

投稿:大阪発国内旅行担当