出発地を選択してください。出発地はいつでも変更できます。
出発地を選択してください。
×
MENU

機関誌「旅なかま」掲載記事など最新のトレンドがわかるブログ

旅のアクセント

2019年07月10日

ヨーロッパの中央市場広場 ポーランド クラコフ 

 

《ポーランド クラコフ 中央市場広場》

 

ヨーロッパの街には魅力的な広場がたくさんありますが、クラコフの中央市場広場は私にとってナンバーワンの広場です。これまでに訪れた広場の中で印象深いのは、建物一つ一つに見入ってしまうベルギー ブリュッセルのグランプラス、スペイン独特の周廊があるマドリードのマヨール広場、ダビデ像が他にはない存在感のイタリア フィレンツェのシニョーリア広場、丸屋根のサン・マルコ大聖堂を一辺とした長方形のヴェネチアのサン・マルコ広場、そしてヤン・フス像と時代がさまざまに異なる建造物が調和したチェコ プラハの旧市街広場と・・・。

どれも他にはない個性的な広場です。そして、これらは以前、城壁の中(ヴェネチアを除く)にあって、その中心にあった広場のため、概ねどこも同じようなサイズの広場ですが、クラコフの中央市場広場は断トツに大きく、スケールが違い、ヨーロッパで最大の広場といわれます。この広場ができたのが14世紀といいますから、当時から巨大な広場だったはずです。ということは如何にクラコフという街が繁栄し、富の蓄積があったかを物語っていることにもなります。

今はポーランドの南にあるひとつの地方都市で、本当はプラハドレスデンウィーンと匹敵する中欧の古都としてもっと輝いていいはずですが、行き難いこともあって、これまであまり注目されてきませんでした。

私は三度クラコフに足を運びましたが、まだこの広場をすべて歩いてはいません。ぐるっと一周するだけでも小一時間はかかるでしょうか。この3月に訪れた時は、広場の中心にある繊維会館の地下を訪れました。そこには中世クラコフの町の基盤がよく残っており、あるところはガラス張りになって石壁や梁の一部が、あるところは3D動画を駆使して当時の様子を再現し、中世クラコフの繁栄を知ることができます。

 

そしてこの広場の中で最も目立つ存在が聖マリア聖堂で、壮大なゴシック様式の外観もさることながら、内部はピンクと青を基調とした鮮やかな装飾で描かれ、中央には見事な木彫りの祭壇とその背後にステンドグラスがあり、素朴な外観とは対照的です。

そしてもうひとつ面白い話があって、それは「聖マリア聖堂のラッパ吹き」です。昔、クラコフにタタール人が襲撃して来た時、そのことを街中に知らせるためにラッパ吹きがラッパを吹いたことから、今でも毎時それも24時間、ちょうどの時間に当時のように人(現在は消防士だそうです)がラッパを吹いて時を知らせます。
他にも説明したいものが山ほどありますが、まずは、この圧倒的に広く、好奇心をそそる建物で満ち溢れた広場に足を運んでみませんか。

 

そして、クラコフの近郊には見所が一杯あります。クラコフ自体も世界遺産ですが、その他にも世界遺産第一号のヴィエリチカ塩鉱や、世界中から年間200万人以上が訪れるアウシュヴィッツ強制収容所中世ゴシック様式の木造教会群、そして夏の避暑地、冬のウィンタースポーツのメッカとして有名なザコパネへも簡単に行くことができ、クラコフは魅力に満ちています。

(鹿野眞澄)

 

 

【関連ツアー】

大ポーランドの旅 北から南へ 10日間のツアーはこちらから>>>>

シャファルニアも訪問 ショパンの調べ・ポーランド 7日間のツアーはこちらから>>>>

 

 

投稿:WEB管理担当