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機関誌「旅なかま」掲載記事など最新のトレンドがわかるブログ

旅のアクセント

2019年08月26日

「ギターと巡るパリ」 by 福田進一

 

あれ?ギターと言えばスペインじゃないの?と思われた方、あなたは半分正解ですが半分間違っています。ここで、少し私の話に耳を傾けてください。

 

1977年…もう42年も前の話になりますが、当時21歳の私はプロのクラシック・ギタリストを目指してパリに留学しました。何故、留学先にパリを選んだか。そこには例年、ラジオ・フランスが主催するパリ国際ギターコンクールという当時の最高権威の舞台が用意されていたからです。

当時は、このコンクールを目指して、世界中の腕に覚えある若手ギタリストがパリに集結していました。私は、その環境の中で揉まれ成長したいという気持ちを強く持ったのです。結果的に、パリで学ぶと言ってもフランス人だけではなく、スペイン、アメリカ、メキシコを含む中南米、様々な国の若者に出会い、影響を受けました。

おかげさまで1981年の第23回大会で世界から参加した111人の頂点に立つことが出来ました。それは支援してくれた家族や、師事した先生方や、ヨーロッパの優れた教育のおかげであったわけですが、パリというあらゆる芸術を包容した、巨大な文化都市に育てられたとも思えるのです。

 

さて話は変わりますが、数年前、友人の芥川賞作家である平野啓一郎さんが執筆された小説「マチネの終わりに」アドヴァイザーをさせていただきました。私とほぼ同じ経歴を持ち、パリに学んだクラシック・ギタリスト薪野聡史と国際派ジャーナリスト小峰洋子。ふたりの愛の行方を描いたこの作品は、多くの読者の共感を呼び、純文学としては異例の40万部を超える大ベストセラーになりました。さらに映画化も順調に進み、本年11月には福山雅治・石田ゆり子を主演に東宝系で全国公開されます。

私はこの映画でも、ギター音楽の監修も担当させていただき、多くの名曲を演奏しています。映画のヒットがギターへの認知度をさらに高めてくれることと期待しています。

福田進一さん第14回代替テキスト
仙台クラシックフェスティバル2019 に出演!

杜の都、楽都仙台の秋。期間中90公演が催される仙台クラシックフェスティバル(愛称せんくら)に福田進一さんも出演されます。
■10月5日(土)福田進一 ギター・リサイタル ~マチネの終わりに~
■10月4日発2泊3日 第14回仙台クラシックフェスティバル鑑賞ツアーもございます。(大阪、東京発)
詳細・申込みはこちらから>>>

 

この秋、パリでギターの名曲を堪能していただくコンサートを含む充実した企画を朝日旅行が準備しました。音楽だけでなく美術、芸術、文学、そして何より美食を誇る街パリ。青春時代を過ごした懐かしい街へ、皆様をエスコートさせていただきます。

どうぞ、ご参加ください!

 

プロフィール
福田進一代替テキスト
1955年大阪船場に生まれる。
11才より故斎藤達也(1942-2006)に師事。77年に渡仏し、アルベルト・ポンセ、オスカー・ギリアの両名教授に師事した後、81年パリ国際ギターコンクールでグランプリ優勝、さらに内外で輝かしい賞歴を重ねた。以後35年に亘り、ソロ・リサイタル、主要オーケストラとの協演、エドゥアルド・フェルナンデスとのデュオをはじめとする超一流ソリストとの共演など、活動は留まることを知らない。今世紀に入り、既に世界数十カ国の主要都市に招かれ、リサイタル、マスタークラスを開催。19世紀ギター音楽の再発見から現代音楽まで、ボーダーレスな音楽への姿勢は世界中のファンを魅了している。演奏活動のかたわら、教育活動にも力を注ぎ、その門下からギター界の実力派スターたちを輩出。内外を問わず、続く多くの若手ギタリスト達にも強い影響を与えている。2019年11月公開の映画「マチネの終わりに」(監督:西谷弘、主演:福山雅治、原作:平野啓一郎)ではクラシックギター監修を務めている。平成19年度、日本の優れた音楽文化を世界に紹介した功績により「外務大臣表彰」を受賞。さらに平成23年度の芸術選奨「文部科学大臣賞」を受賞した。
上海音楽院、大阪音楽大学、広島エリザベト音楽大学、昭和音楽大学、各音大のギター科客員教授。さらに東京、アレッサンドリア、ハインスベルグ、コブレンツ、全米ギター協会など、主要国際ギターコンクールの審査員を歴任している。
ギタリスト 福田進一 公式サイトはこちらから>>>

 

 

▼福山進一氏同行ツアー▼
【朝日移動教室】 福田進一先生と辿る想い出のパリへ 6日間

 

 

 

投稿:WEB管理担当